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*うちら・しゅうら

「うちら」(私達)という意味ではある。「わたしの」という表現はあまり使わず大抵「うち」を使う。「うちんとこ」(私のところ)。関西のような「ウチほんまよー知らんのよ」のような「わたし」的な使い方ではない。漢字にすると「内」又は「家」と書いて「うち」と読むってところでしょうか。自分をさす「わたし」は遠州弁では「わし」が男女関わりなく使う。が、色気づいてくるとこっぱずかしいだか知らんが「ボク・俺・あたし」を使うが歳くってそういうこん気にしんくなると「わし」に戻る人が多い。

「衆ら」(人達)は複数人数をさす。「うちん衆らとあっちん衆ら」(私達と向こうの人達)・「うちらん衆とあっちらん衆」もほぼ同じ意味となるが強引に訳すと(私の側の人達と向こうの側の人達)。衆は以前にも書いたが、全国的には極道さんの業界用語らしいのだが、遠州ではごくごく一般的な言葉として職業に捉われることなく普通に男女共に使っている。

「~ら」という表現は(~達)という表記になる訳で

「ガキら集めてプールいかすか。」

  (子供たち呼んでプールに行こうか。)

「ここにある本ら 要らんなら うっちゃっちゃうにぃ。」

  (ここに一杯ある本、不要なら捨てちゃうよ。)

「ぼくら・君ら」と言う言葉が共通語であるので、「~ら」が遠州弁と言う訳ではないが

「みんならはどおせるでえ。」

  (みんなはどうするの?)

「電気とか水道らははあ来てるだか?」

  (電気・水道とかはもう通ってるの?)

といった幅広い使い方が遠州独特なところではなかろうか。

当たり前だけど、そうだら?・行くら?の「~ら」(~でしょう)とは別種であるのでこんがらないように。

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