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なんだかなあ2

今朝のニュースで、有名ブランドのエコバッグの販売狂想劇が流れていた。販売数限定で並んだ人の多くが買えず店側の対応者とひと悶着あったというお話し。東京での発売の前に欧州や台湾でも狂想劇は起こっていたらしい。

買えない客の物言い、「買えるようにしてもらいたいんですけど・・。」・「ここまで来たのに・・・。」・お店の対応者に向かって「おたく何も努力してないでしょ。バッグ増やすとかしてよ上と掛け合って・・・。」・「私達努力してきてるのよ都合つけて・・・。」

なんと言う傲慢なんだろうという第一印象。努力してるって昨日今日並んだだけの話じゃないか。そういうものが持てるようひとかどの人間として日々努力してるのかこいつらは?

店側も一見さんお断りみたいにすればいいのにと思う。趣旨を考えれば、単純に商売というよりブランドイメージの向上が目的のように感じるだけに、世界各地で起きていた騒動で予見できたような気がしないでもない。

お互いがお互いを傷つけ合ってるようで誰も幸せに見えてこない。まあ買えた人は変に自慢できるだろうけど。

第二印象として、我が身に置き換えて考えてみる。バッグに興味はないがこれがもし完全限定版のDVDだったらと。そりゃあ手に入れれるものなら手に入れたいわな確かに。でも、買えないからと言って店の対応者に尋ねるならともかく、文句言うってのは恥ずかしいというか倫理の美徳からいって美しくない。ごねてなんとか手に入れたとしても、そうまでして手に入れてはたして心の底から嬉しいと思えるのだろうか。買う方も売る方も素直にありがとうと言える買い物がしたい。

店側になって考えてみれば、こんなときだけ来るじゃないって素直に思える。どう考えてもこの現象はバーゲンセールにしか見えない。ブランドイメージを守るんだったらこれはマイナスイメージになるのではないのか。やはり一見さんお断りにするか、完全オーダー制にするかしたほうがいいような気がする。

でもヨーロッパとの違いを台湾と日本での映像を見せ付けられて大きく感じた。物欲・所有欲は文化の違いだと。集団の暴走ほど手に負えないものは無い。アジア系にはそれが強いような気がする。

第三印象として、これがトイレットペーパーや食料品ならともかく、これが手に入らなければ生活が成り立たない訳じゃない。いわば趣味の世界の嗜好品にこれだけ他人を傷つけてまで感情的な言動・行動を取るって事は本当に日本は安穏な国だと思う。

限定にする理由ってなんだろう。最近やけにその冠付きの商品が多いと感じる。売れそうもないから最低限の数量を作るという消極的理由、原材料の確保や作り手の作業時間などの物理的都合上とかだったら分からないでもない。でも実際はなんか違うような気がする。なんとなく得体の知れない時代の流行に流されていないだろうか。

武士は食わねど高楊枝。やせ我慢の美徳はどこへやら。他人を貶めてまで物欲や所有欲を満足させるのは今の世の中当然な事だということか。お客さま第一主義によって売り手が奉仕者に徹してしまって、それにつけあがって我が身を振り返らず感情のままに売り手を見下す文化は本当に正しいのだろうか。売り手と買い手が対等である事の方が自然な感じがするのだが。

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