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ラブレター

1981年東陽一監督作品。

勿論、うさぎ(関根恵子さん)目当てでした。私男なんで、はい。

でも、うさぎさんだけでなく映画全体が綺麗でした。

こういう清楚な雰囲気漂う方が18禁の作品に出られる事自体不思議です。ロマンポルノというジャンルからいって女性客を視野に入れて作られたとは思えないのに、実際女性客も大層動員したそうな。映画館は観てないので、想像になりますが、男の衆らはさぞかし入りづらかったことと推察いたします。まるで高速道路のインターで、イレ休憩で来た女性団体の衆らが時間が無いからと、集団で恥も外聞もなく男子トイレに押し寄せるようなものでしょうか。

で、作品の印象なんですが、文学の匂い漂う作品ですトシ兄ちゃんが詩人だからという訳ではなく、全ての登場人物に対して、小説を読んでるような距離感を感じます。

感情移入してしまうほど近くはなく、赤の他人的な縁のない距離程でもなく。何を考えているのかは分からないけど、何を想っているのかは読み取れる、そんな距離感を感じます。

画全体の雰囲気が優しいというか柔らかいというかはんなりというか、最初嫌がらせをする隣の奥さん(加賀まりこさん)すらも暖かい目線を監督は送っているのでしょうか。出てくる人全てを肯定されてるように観えます。正々堂々とした誰もが認める悪人なんて現実に周りにはいなくて普通の人が結果として見える角度によって悪になってしまうのでしょうね多分。

お話しの流れは、見てる側がこうなるんじゃないかと思うとおりに進んで行きます。快楽と幸福は一生の想いとして持ち続けられないのでしょか。こういう世界はやはり現在だけに意義を見出す物で、未来なぞ在し刹那的な世界なのでしょうね。エンディングの言葉が暗示的です。

関根恵子さんは勿論ですが中村嘉つ雄(字が無くてすいません)さんが凄くいいです。石を投げれば清純派に当たるという今のご時勢。

男と雄・女性と雌を共に表現出来てしかも魅せる事が出来る役者さんが待ち遠しいです。

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