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アドレナリンドライブ

1999年作品矢口史靖監督の劇場公開3作目です。DVDで観ました。

出演は、石田ひかりさん・安藤政信さん・ジョビジョバ・角替和枝さん・真野きりなさん・徳井優さん・上田耕一さん・松重豊さんと記載されていますが、他にも田中要次さん・猫田直さん等矢口作品の常連さんも出ておられます。

お話しは、あることがきっかけで、大金を手にした主人公(石田さんと安藤さん)達が、松重さん扮するターミネーターかお前は!って感じの、おっかないその道の筋の方や、ジョビジョバ扮するチンピラ屋さんから大金を守って逃げ延びることが出来るかというストーリーです。

「スピード感溢れる」と謳ってありますがテンポがいいのではないでしょうか。サクサク進みます。ストーリーもちゃっちゃと進みます(イベント盛り沢山です)。二人の運命もとっとと進みます(石田さんは運動神経抜群です)。松重さんもだあだあに進みます(ちゃんと車を返すいい人です。身近にいて欲しくないど)。ジョビジョバだけうろうろしてます(走シーンはかっこいいけど)。

そもそも大金の出所が怪しい所からのものなので、他人様からの拝借たものではありますが、銀行強盗や脅迫といった犯罪を犯して得たもではないので、倫理的に心が痛むものではないので、追っかけっこはていて爽快です。特に松重さんが効いてます。登場シーンからして静にリアルに強烈です(でも不死身かお前は!って感じです)。その後追跡も迫力と説得力があります。

石田さんの変身シーンもいいです。見た目だけでなく内面までもスカッと切り替わるのですが、女性は皆心にライダーベルトを持っているというメッセージなのでしょうか。

安藤さんは変身しません。最初から最後まで変わりません。野郎はやはりそうそう変われるものではないというメッセージでしょうか。でも冷静で優しくてこういうキャラの人は好感が持てます。確かにモテそうです。

111分の中でオープニングの店長とのドライブのシーンがちょっと長いと感じたのと、これって何日間の話なんだ?と言う疑問が湧いた点を除けば「恋愛暴走活劇」というサブタイトルの通り楽しく観れる作品です。

矢口作品の中では、至極全うなエンターテイメントですが、この後あの「ウォーターボーイズ」が発表されたことによって、矢口作品=青春というイメージが一般的に知れ渡り固定化され、「アドレナリンドライブ」は結果異色な作品となってしまっていると思うんですが、こういうのもあるんだぞという次回作を期待するというか、若者しか描かんというイメージを払拭して、そんなのアリの世界を魅せて欲しいです。

蛇足ですが、オーディオコメンタリーはおもしろいです。

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