« *いづようない | トップページ | *だで・だもんで・なんしょ »

病院坂の首縊りの家

BSでやってたので久し振りに観ました。受信料払ってるからヲタこいてもとんじゃかないよね。

金田一シリーズは全て映画館にいきました。シリーズ5作目ということで、犯人の傾向、金田一の推理の行動パターンが浸透しすぎていたのと、私がまだ好き嫌いの擬似恋愛の対象としてしか女性を見ていなくて、佐久間良子さんの15歳に引いたこともあって、正直犬神家程じゃないなと思った記憶があります。

しかし、今観るといい。がんこいい。

まずというか、市川昆作品だから当然なのか、写真がけっこい。「映像美の巨匠」と言う表現は言い得て妙。

映画の数はそんな多く観てない私ではありますが、市川昆監督の写真を超えるけっこい写真を撮る活動写真屋さんは今のところ「僕は知りまっしぇん!」なのです。。あの重厚感がたまりません。人物の奥に背景があるのではなくて、背景に包まれた空間の中に人物がいるという感じ?

後半にやってくる暗室での出来事を白黒で表現した時の、あの鮮烈な眩しいばかりの白と深い黒は映画館で観た時あまり印象に残ってなかったんですが、これについては、今のテレビ画像だからこそ観れたのでしょうか。綺麗です。でも長時間はきついかもしれない飛び道具のような映像だと思いました。

役者さんに目を移せば、佐久間良子さんがいい。がんこいい。

女優さんがそこにいる。今は役者さんばかりで女優さんとよべるのは、吉永小百合さんか岸恵子さんとか桃井かをりさんくらいしかすぐに思い浮かばない。他の女優さんご免なさい。私記憶力が「明日の記憶」かもしれません。

それにしても、サユリストと呼ばれる人達は幸せ者だなあと思います。十代から今も変化し続けながらも存在している女優さんを観続けていられるんですから、私の世代にはいんかったからなあ。今二十代前半は豊年満作なわけですが、このうち何人卵から孵るんでしょうか、というよりも成長してなれるものなんでしょうか、持って生まれた天賦の才であって、育って脱皮を繰り返していくようなものじゃないとしたら困りものですけど。

当時は、桜田淳子さんの芝居がいもっぽくて好きではなかったんですが、周りが度を越して上手すぎたんですねえ、この歳になって観て見ると悪くないじゃないですか。でもほんものの女優さんはやっぱしいい。佐久間良子さんはどがんこいい。

女優さんと役者さんの境界線がなんなのか、存在感なんでしょうか、集団の中にいても埋没することなく浮き出てくるような感じでしょうか、よくわかんないけど、明らかに違う。

あおい輝彦さんは、ひげを生やすと、LET IT BE の時のポール・マッカートニーにそっくりだと気づきました。新発見です

。桜田淳子さんのLP全部持ってます。トリオの中では、一番好きでしたが、この映画においては、先にも書きましたが批判的な印象だったのですが、今観ると可愛いし綺麗じゃん。

シリーズで見ないで、これ単品としてみたら、御馴染みのキャラクターも役どころを押さえていて浮いた感じが(中井さん以外)なく無理した感じもなく、がんこいい。劇場公開時のときの興行的なものも含めた評価が、作品の評価の最終決定であるとは限らないのだと知りました。

よし!わかった!DVD買いに行こうっと。

|
|

« *いづようない | トップページ | *だで・だもんで・なんしょ »

2・映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/14942250

この記事へのトラックバック一覧です: 病院坂の首縊りの家:

» 東京都病院検索「病院なび」 [東京都病院検索「病院なび」]
東京都病院検索「病院なび」 - 東京都2万件以上の病院・診療所検索エンジン [続きを読む]

受信: 2007年5月 4日 (金) 13時12分

« *いづようない | トップページ | *だで・だもんで・なんしょ »