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ONEPIECE

アニメではありません。漫画でもありません。

矢口史靖×鈴木卓爾監督作品の映画です。

DVDには1994~1998年に作られた作品となっいます。

田舎にこういう映画は来ませんのでDVDで見ました。っていうか海外映画祭で上映されたようですが、日本で上映されたのでしょうか。

DVDは「秋コレクション」と「春コレクション」の二枚に分かれてますが、一遍に見たので、一つの作品群と認識しています。特典映像で短編映画「バードウォッチング」と「おっけっ毛ビビロボス」が収録されていますが、1シーン・1カット・1話完結という条件を満たしていないだけでワンピースの方向性とあまり変わらないような気がしてます。

出演は両監督を含めた、「お友達俳優」さん達だそうです。平たく言えばプロが作る自主映画になる訳ですが、今年五月のテレビインタビューで矢口監督はこの作品のことを述べられていたんですが、WBやSGが間口を広げて多くの人に受け入れられるように作った作品としたら、ワンピースは制約が多い中で、面白いと思った人だけがはまる間口の狭い作品と言っておられます。決してSGのエンタテイメント性の追求と自主制作で自己の作家性の追求という二面性のものではなく、見る人が面白いと思うかどうかの追求をしている事は同じだそうです。

監督はそうおっしゃっておられますが、笑いの作り方は違うような気がす。SGが完成された映像が既に監督の頭の中にあって、それをいにスタッフ・キャストに伝え具象化していくかという作業によって作らていくに対し、ワンピースは漠然・混沌としたアイデアから役者さんを含めた作り手全員み上げて形に仕上げていっているように思す。勝手な想像にすぎませんが。

でも、まあどっちも私は面白いので、些細なことではあるんですけど。

で、どういう作品群かというと、某NHKで放送されてる「サラリーマン・・」と感じが近いんでしょうか。でも発想のユニークさと、置いたマンマのメラとは思えない映像表現は、「映画」と表現できる内容だと思います。28作短編2作全て好きな訳ではないんですが、最初のインパクトで笑えたものと、繰り返し見るうちになんとなく笑えるものと、久し振りに見直したら笑えたものとか、しょっちゅう好き・つまんないがコロコロ変わるので個別の作品がどうのこうのと決め付けられないんですが、はっきりいえることは、これを映画館で観たとしたら、皆と同じところで笑える自信が私にはありません。なので、家でDVDでひとりニヤニヤてる方が性に合ってるような気がします。

お芝居は物凄く自然体で、芝居らしい説明的な動きも声の張りもありません。なので初めて見るとメリハリのない単調な感じを受けるのでき嫌いは出ると思います。人に勧める気はありません。自分だけ楽しめればいいんで。

でもどうしてもどれかと聞かれたら、「春のバカ」と「祝辞」と「傘男」と「水洗タンク」だったら多分皆と誤差がなく面白いとえる壷だと思えるのでこれを推します今日のところは。

2007年の今も尚作っておられるようですので新作を見たいす。

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