1-1・遠州弁かるた随時製作中

遠州弁検定 思案中

私ごときのの知識ではおこがましい限りですし、遅きに失した感はありますが検定ブームの乗っかりとして自分も作ってみようかと。まあ実のところ中身は検定というよりおちゃらけクイズなんですけどね。

基本は昭和世代での男言葉の浜松ことばバージョンとします。答えに関しては全部ではないけど極力、全くのハズレ・当たらずといえども遠からずの結果オーライ・大正解という形での答えを用意してみたい。つまり0点5点10点みたいな採点方式で。既存の提供されているブログパーツという形で提示しようかとも思ったんですが正解か不正解しかないみたいなのでなんかそぐわないので今のところ考慮中です。

まあとにかく多分に不親切で独善的ですのであしからず。それにまず問題数もとりあえず多く作ってましなもの選びたいので完成品ではありません。

なお、まだ作りかけなので答えの提示はしてませんし採点もしません。出来上がったら新たなカテゴリーとして興しますが完成するまでは遠州弁かるたのカテゴリーに同居とします。& いちいち別記事で随時進捗状況書き殴っても容量の無駄なのでこの記事で随時書き上げていくこととしますのでしょっちゅう内容が変わります。

こうした方がいいとかのご意見等ございましたらコメントへ。参考にさせていただきます。

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例題・仕事の相棒が凄く重い荷物をひとりで持ちあげようとしているのを見たあなた。

どう声をかけるのがまともか

 A・腰やるでやっちゃおれんて

 B・腰やるでやっちゃおえんて

 C・腰やるでやっちゃおおせんて

例題の回答 

A(腰を壊すからやってられない)意味は通るが、相棒を気遣っているのではなく仕事の批判・愚痴なので感心できない。

B(腰を壊すからやらない方がいい)注意しており、体を心配してるということでこれが正しいであろう。

C(腰を壊すからやりきることができない)言葉そのものがおかしい。「おおせん」は(数を)こなせないとかいうことでありこの場合のように~しきれないという使い方であるなら「持ちおおせんでやめな腰おやすにい」という方がしっくりくる。

従って得点は、A-5点・B-20点・C-0点

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001・外回りから会社に戻ると皆なにやら慌しく仕事してる。どうしたと聞いてかえってきた答えが

「はあ だあだあ でえ」

これを訳したものは次のうちのどれ

 A・もうしっちゃかめっちゃか。

 B・もうウハウハなくらい順調。

 C・もう気合十分いつでもこいや。

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002・料理教室で助手を務めているあなた。先生から

「あっちんのまるさらもってきて。」と言われた。

意味が判らないあなた。さてどれが結果オーライ。

 A・なにはともあれ丸い皿のものを持っていこうとする。

 B・とりあえず全部のものを持っていこうとする。

 C・やはり聞こえた通りに熱い丸い皿に盛られたものを持っていくことにする。

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003・「そりゃまたおとましいこんでえの」と近所の爺様に言われたあなた。とりあえず笑っておいたが

さてどう解釈すべきか。

 A・「それはまた音が増して五月蝿いことだね」と解釈した。

 B・「何度もおいとましたりで(出入りが激しくて)忙しいね」と解釈した。

 C・「それはそれは気の毒にねえ」と解釈した。

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004・剣道の道具を買いに来たあなた。付き添ってくれた先輩から

「こっちんしないにぃしない。」と言われたあなた。

さてどうするのがまともか。

 A・「こっちん(固い)しないにぃ(竹刀には)しない(しない事)」と解釈し、別のしなりの良さそうな竹刀を選んだ。

 B・「こっちんしない(こっちにはどうもない)にぃ(ので)しない(買うなよ)」と解釈し買わずに店を出た。

 C・「こっちん(こっちの)しないにぃ(竹刀に)しない(しなよ)」と解釈し言われた竹刀を無難に買った。

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005・思わぬところで浜松の知り合いに在った。知り合いが発した

「やあなによをおんしゃあなにやってるだあこんなとこでえ。えらいやっとかぶりじゃねえかあ。」

この言葉にどう反応するのがまともか。

A・喧嘩は買わないのでしらんぷりして通り過ぎる。

B・勢いに負けぬよう借りっぱなしなものはない筈だと告げる。

C・勢いに構わず久し振りの再会だねと挨拶する。

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006・グループの中で誰かが発表の役をすることになった。リーダー格にどうしようと聞くあなた。するとリーダーがこう言った。

「そりゃおめえがやるだあれ」

さてあなたはどう返すのがまともか。

 A・「それはお前が誰がやるか選べ」と解釈して「選べません」と答える。

 B・「もちろんお前がやるんだよ」と解釈して「勘弁してよ」と答える。

 C・「それお前がやるんだっけ」と解釈して「そんな筈はありません」と答える。

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007・依頼者からの話しを聞いて推理を構築するという名探偵のあなた。依頼者の話しの中で

「やい なぐりで ぶっさらうなやあ。傷んつくらあ。」

と言う人物がいたという。そこであなたはそうかこの人の職業はこれに違いないと判断した。

さて何の職業と思ったのか。

 A・ボクシングのトレーナー

 B・誘拐犯

 C・大工

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008・硝子越しにこっちに向かって真剣に「でれれんでれれん でれれんよを ねえだいてやあ お~い~」と言って硝子をドンドンドンと叩いている人と目が合ったあなた。

さてどういう行動を取るべきか

 A・なんかリズム付けて歌ってるようなのでなんの歌か当てようと注視する。

 B・ついていけないので無視して通り過ぎる。

 C・自分ではどうしようもないので誰か呼びに行く。

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009・レストランのシェフをしているあなた。お客が呼んでいるというので行ったらこう言われた。

「やあ どんまいにい ほんとどんまかったやあ」

さてあなたはなんと言って返すか

 A・「もうとても美味しかったです本当に」と解釈し「嬉しいです」と応える。

 B・「おいドンマイだよ次こそホント頑張ってよ」と解釈し「努力します」と応える。

 C・「やあ弩不味いぞマジで」と解釈し「悪かったなあ」と応酬する。

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010・浜松駅についたあなた。目的地に行く道が分からず人に聞いた。するとその人が言うには

「そこんさあの道ちいっといって郵便局めえたら局んとこ右ん折れてきゃ あたあ一本道だでなんしょまっつぐいきゃいいだよ。」

さてあなたはどう答えるか

 A・郵便局でもう一度聞けばいいんですねと念を押した。

 B・郵便局が右に見えたならその道であってるのでその道をまっすぐ進めばいいんですねと確認した。

 C・郵便局のところの道を右に曲がればいいんですかと確認した。

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011・なんとかおおよその見当がついたが所要時間が分からない。するとその人が言うには

「歩いてくじゃがんこだにい。ポンポンとかで飛んできゃあっちゅう間だけえがの。なんで行くよを。

さてあなたはどう答えるか

 A・どうして会社に行くのか理由を説明した。

 B・山に登るみたいなきつい道なんですかと尋ねた。

 C・歩いていくつもりでいたが他に手段がないか尋ねた。

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012・とある作業現場で勤労に勤しむあなた。先輩からこう指示を受けた。

「やい。これじゃ用ないで後ろんさあにあるまるまる奴持ってこいやあ。」

さてあなたはなにを持ってくるべきか

 A・丸めることが出来る物を持っていった。

 B・丸々としたふっくらした物を持っていった。

 C・まん丸の形をした物を持っていった。

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013・家族総出で家を出たあなたと家族。ふと女房が気づいたようにこう言った。

「あんた鍵かってきただ?」

さてあなたはなんと答える

 A・買って何に使うんだと尋ねた。

 B・オートロック(勝手に締まる)にはしてないだろと答えた。

 C・覚えがないと答えた。

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014・昨日ちょっとしたことから喧嘩になった友達とあなた。一晩寝れば忘れるようなものだとたかをくくっていたが。今朝会ったらまだ引き摺っているようだった。挨拶はしてくれたけどイマイチ素っ気無い。

さてどう声をかけるのがいいと思うか

 A・「そんなぶすくれてんでもいいじゃん。」

 B・「そんなちんぷりかあってんでもいいじゃん。」

 C・「そんなあだけんでもいいじゃん。」

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015・社員旅行で伊豆に行く事になりその幹事を任されたあなた。出欠を取っているととある社員がこう言った。

「いやあ、なんかいづようんないで遠慮しとくわあ。」

さてあなたはどう反応すべきか

 A・「伊豆に用はない」と判断し「場所は変えられん。」と答える。

 B・「(会社に)居る用があったけどキャンセルするよ。」と判断し「悪いのっ。」と感謝する。

 C・「いづらいから」と判断し「まああの面子じゃあな。」と同調する。

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遠州弁かるた 思案12 三考

「いろはかるた」は前の記事の思案14で一応完成としたけど、「いろはかるた」とは別の試作として、今のところ自分で気に入ったものを列記してみすかな。これを100ヶ貯めればいいだかいやあ。そうすりゃ一人百首ってか。この記事内で随時更新。

001*「これ何よ これはなによって 聞いてるじゃん

              しいらんやあとか いわしゃへんでね」

モロ会話を取り込めたみたいで気持ちよかった。

002*「かっさらい 物はさらわず 草を刈る

             鎌と呼ぶじゃあ 物騒でかんて」

「かっさらい」の説明文だけど判り易いかなと。

003*「げえげぼを お好み焼きと ゆうど馬鹿

             見ると必ず ゆってけつかる」

言われた方の実体験。

004*「ごっつをと 思って喰ったら サンプル品

             ぺっぺでちゃいして 元戻すガキ」

005*「そらつかう 粗相の後の うちの猫

             可愛い顔して ないことにせん」

006*「なまかあは なんしょかんしょで やりゃしなし

             いきなししなし あとでもしなし」

しなし三連発が気持ちいい。

007*「ひづるしい 夏の日差しは 肌おやす

             日傘さいても 軒下いても」

008*「わしわしと 和紙に噛み付く わしの犬

             やめよをゆうても 聞きゃあせんだよ」

009*「んとこしょ みなで持たすと 声上げる

              ゆってる割りには いごきゃせんくて

010*「からだだきゃあ おやさんように しんとだに

             無理していいこと そうはないだで」

011*「いやだやあ つんぶしたじゃなく つんぶれた 

             人聞き悪い ことゆうちゃかん」

予備

「そんなさあ まるさらみなきし くれんでも

             しこたまこらしょで はあ喰いおおせんに」

「人当たり よさげにめえるが ああみえて

             スイッチ入ると 怒らしゃがんこ」

「ぶすくれて ちんぷりかあるを とりなすも 

             あたけまくりで あんま聞いてん」

おまけ

名古屋風

「くそたあけ おみゃーさんなにょを しとるがや

             ゆうとらすほど してもいんがね」

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遠州弁かるた 思案14 全編だあだあ下の句いろは順

*い 「座らしゃあ 尻ん下んが みしみしと 

             いみりん入って 視線がど痛や」

*ろ 「おっとさの まねしてばっかじゃ あんたねえ

             ろくな大人に なりゃせんにい」

*は 「参観日 うちのがきんちょ きぜわしい

             はしはしいごけ ちゃんと前向け」

*に 「あんたねえ ちゃんとやんない ゆわれたら

             にしゃにしゃしてて ばっかおこれる」

*ほ 「本やらや ほかし投げては ほうらかし

             ほっぽらかいてで ホントしょんない」 

*へ 「普通はや 所構わず 出しゃへんに

             へこきむしだか おんめえわよを」 

*と 「構わすけえ どんぶるかろぉが これんいい

             とんじゃかないだで 気にしんといて」 

*ち 「ちんたらと 歩くっとったら ひっころび

             血いが死んだだ あおたんこさう」

*り 「話しはや 通ぜはせるだぁ なんか妙

             りんとゆうだは 湖西か三河」

*ぬ 「わししっか わしにやりゃしゃあ あっちゅう間 

              ぬしゃあゆうほど 出来もしもへん」

*る 「るが出んで 語呂をいぜくり 茶あ濁す

             類は友呼ぶ ルイ鳩も呼ぶ」

*を 「間違えた ああゆやあこおゆで つくろすも

             をたをこくほど 度壷にはまる」

*わ 「やたらくしゃ 噛むのをやめぬ うちの犬

             わしんゆうても 聞きゃあせんくて」

*か 「本日は お日柄も良く おめでとな

             かがぬけるだで はよ飲みまいか」

*よ 「通り雨 洗濯もんを ちゃっと寄す

             呼ばりもせん猫 寄せたもん乗る」

*た 「恐縮し 世間話しで 歳い聞く

             ためだと分かりゃあ なめた物言い」

*れ 「当番だで どぶんさらいに 行ってやぁ

             レース行くだで 今日も勘弁」

*そ 「おんしゃやあ なにょう寝言 こいとるだ

             そんだだこたあ あらすかやなあ」

*つ 「運動会 頼むで明日はと 願い事

             つるくいとくは 逆さてるてる」

*ね 「残業で 不規則続き 寝不足で

             ねぶつんでけたと ひゃあひゃあぶーたれ」

*な 「なまかあは あの手この手で いごきなし

             なんしょかんしょで やりゃあせんだよ」

*ら 「時間だに 人が来んくて 練りでけん 

             らっぱふかしゃあ すぐ集まるらあ」

*む 「むっすーに なんでなんでと 物聞かれ

             むつからしいんで いいとこまんじゅう」

*う 「さっきいは あっただけえがあ どこいった

             うわっかあとか ひっついてんかな」

*ゐ 「締め切りん 明日ん期限が きいくさる

             ゐざりでやらすも 出来おおせんがぁ」

*の 「そんなんで 褒めすもんだで 調子こく 

             のぼせかあって ブタが木登り」

*お 「あれにこれ それにそっちで どれはどれ

             おぼわらんくて ついてけんだわ」

*く 「庭ん花  はあ咲いたらと 眼え凝らしゃ

             くさるけにある 雑草でめえんや」

*や 「囲炉裏火に 当たるスルメの 香ばしさ

             やあこくしたで 喰うてみよやあ」

*ま 「あれなによを なんでこれっぱか しか持ってこん

             まるさら全部  持ってくるだよ」 

*け 「朝起きて 時計を見れば あれやばし

             けったーこいで ちゃっと飛んでく」

*ふ 「あんたねえ 早起きせるにと ゆったじゃん

             ふかしこいただ? 早よ起きよやあ」

*こ 「夏休み 宿題残り こりゃおえん 

             こらしょとあるで ねえてんだってやあ」

*え 「床えがみ まっつぐ歩くる ことでけん

             えごえごやごい 家の廊下わ」

*て 「いや別に 気にもしてんと 嘘こくな 

             手えをにぎらす ことすらでけん」   

*あ 「髪伸びて うっとおしいんで 床屋いく

             あたま切りいく パーマもあてすか」

*さ 「当番を なんのかんので 逃げくさる

             さっつけさすまね さしゃあせんにい」

*き 「信号は あおは進めで あか止まれ

             きいなくなったら 進んじゃかんだか」

*ゆ 「温泉に ちゃっとひたろと ドボンのさ

             ゆうちんちんで あたあたあちょを」

*め 「ちっこい字 はならかいても 寄らすとも

             めえよをめえんで やっきりこくだよ」

*み 「通信簿 親ん見しひん いい訳は

             みいひんくても こまりゃせんらあ」

*し 「これ何よ これはなによって 聞いてるじゃん

             しいらんやあとか いわしゃへんでね」

*ゑ 「Oh!YEAHと 同じ感じで のういゑ

             馬鹿いやゑも おんなしだいね」

*ひ 「今日着たは 年に数度の 勝負服

             ひんしょったかあ ありゃあせんらあ」

*も 「ぞんざいに ほかいたもんで かたいたが

             燃しはしてんで ある筈だあれ」 

*せ 「あのなあが 熱がこもって 馬鹿っつら

             せんひき持って ちゃんちゃんばらばら」

*す 「まかしょうと 言ったあええけど でけんくて

             すけんならんく なによを駄目じゃん」

*ん 「上げるでな せえのの声出し 持ち上げす

             んともすんとも いごきゃせんがね」

一応この手はこれで完成形ということにして、後はちろちろ修正してくことにしよう。間違いなく子供向けじゃない。全部とは言わないが殆ど野郎言葉なので中年以上の男的表現になった。レベル的には日常会話に色つけた感じ。

なお、イントネーションは遠州人でなければ発せられないよう工夫したつもりなので和歌風に詠うとよかあない。

訳はあえてつけないので近くの遠州弁の使い手かコメントで質問してつかあされ。

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遠州弁かるた 思案10 整理せすか

2009/04/11 とにかく五・七・五は埋めたしい。方向性をそろそろ頭に入れんとな。訳と意味(言い訳)もつけとこうか。作者名も書いとこ。あくまでおちゃらけです全てにおいて。この次はいまのところ中身が空なので身をいれてこうかなと。にしてもじじむさい(爺臭い)な。札絵まではまだ頭が回らんくて。

*あたまやる   「頭やり 行きないぶしょく 伸びてるにい

              そんなじゃなんしょ よかあないだで」

 (床屋さんに行きなさい、だらしなく伸びてるよ。そんなんじゃなにかと不都合が出るから。)作者 小瀬津海

*あたまきる    「頭切る それん仕事だ 床屋さん

              耳ん切らずに 髪を切るだよ」

 (頭切るそれが床屋さんのお仕事。耳は切らないで髪を切るのだ。/ただの説明文)作者 香釈悠蔵

*いづようない  「いづよぅない いまいちこかあ 浮きまくり

              お先にご無礼 ささいてくりや」

 (いづらいなあ。どうもここは居心地悪い。途中退席させて欲しい。/ひねりがないなあ。)作者 真望太倫

*いいじゃんか  「 いいじゃんか なんしょとにかく やらまいか

              なんとかなるだで のうやらざあやあ」

 (いいじゃないかとにかくやろうよなんとかなるからさ。だからやろう。/なんか浜松の回し者みたいな方言宣伝的になってしまった。)作者 埜宇典紀

*うわっかあ    「うわっかあ 下の方だあ したっかあ

              ひっくりかえしゃあ うらっかあだあ」

 (上の側。下の方は下の側。裏返せば裏側だ。/共通語にすると面白くもなんともない。まあなんというかただの方言説明文)作者 香釈悠蔵

*えがんでる   「えがんでる 家計簿つけてく その顔は

                               書きゃあ書くほど 見ちゃおれんくて」

 (歪んでる家計簿つけてくその顔は。書けば書くほど見てはおれない。/ひねりもなにもないつまんない作品。)

*えごえごで    「えごえごで 歩くたんびに 床軋む

            えごえごで えらいやごくて 床軋む

              あぶなっかしいだで 物置けれやせん」

 (板が歪んでいて凄くもろいのか床が軋んでる。これじゃ危なくて物が置けれないよ。/「えごえご」の説明文。厳密にはぐらぐらとかぎしぎしという訳の方が適切な訳かも。)作者 古家居充

*おぼわらん   「おぼわらん いちいち人の 名前まで

              やあにおんしゃじゃ かんだかいやあ」 

 (いちいち名前まで覚えられないよ。「あのう」とか「君ねえ」とかじゃ駄目かなあ。)作者 面堂空斎

*かっさらい    「かっさらい 物はさらわず 草を刈る

              鎌と呼ぶじゃあ 物騒でかんて」

 (「かっさらい」とは物をさらうんじゃなくて草を刈る道具のこと。「鎌」と呼ぶと物騒に聞こえるだろ。/「かっさらい」の説明文。)作者 香釈悠蔵

*がとうでえ    「がとうでえ なんでわしがと ぶーたれる

              こいたところで どうもならんが」

 (随分だなあ。なんで自分がって文句言う。言ったところでどうしようもないけど。/こういうのをぶちぶち言うというのだといった見本。ただ「がとう」は自分使わないのでこの使い方があってるか自信なし。)作者 人琴飯鯛

*きもるい     「きもるいに めしにサイダー ぶっかけて

              箸でうまそに かっくらうなんてや」

 (気持ち悪いよ。ご飯にサイダーぶっ掛けてお箸で美味そうにかっ喰らうなんて。/方言と呼ぶには躊躇する表現「きもるい」ではあるが。)作者 望兼新造 

*きっちし       「きっちしと 今日は受かるに 限定解除

              時間よ止まれえ 一筋の橋上」

*ぎちぎち     「 ぎちぎちに 無理に履いたが 腹はみで

              脱がすとしただぁ はあ肉に食い込み」

 (無理やりに履いたところで腹がはみ出てる。脱ごうとしたけど膨張してきつくて脱げなくなった。/もったないと昔のズボンを引っ張り出すけど体型が変わってはけなかったという悲哀。)作者 洋 源了

*ぎゃーつく    「ぎゃーつくと あだけてみたって 駄目だでねえ

              道理んへっこむ 訳ゃあないだで」

 (感情で押し通そうとしても駄目だからね。それで道理が引っ込む訳ないんだから。/クレーマーに言ってみたいセリフ。)作者 清論伯三    

*くさるけに        「くさるけに あるでこらしょと 持ってって

             遠慮しんでも 後ゆったりしんで」

 (たくさんあるから遠慮しないで一杯持っていって。後でずうずうしいとか陰口言ったりしないから。/こう言われると逆に陰で絶対言われるなと思えるというお話し。)作者 戸成野場芭阿

*ぐでぐで     「ぐでぐでと 同じ話しを せるじゃない

               うだうだぐちぐち ひゃあひゃあうっさい」

 (いつまでもくどい話しをするんじゃない。ぶつぶつあれこれとにかくうるせえ。/遠州弁の特徴でもある反復語の多用を表現。)肥溜荷亜礼

*けったりい     「けったりい 今日は早くに けえるだよ

               だもんであたあ まかいた頼む」

 (かったるいから今日は早めに帰るわ。後まかしたからよろしくね。/これ方言か?という疑問はあるな。)作者 南田与素礼

*けったーで     「けったーで ちゃっと飛んでく 風を切る

              切りすぎこけて 頭まで切る」

 (自転車で勢いよく駆けてく風を切るスピード出し過ぎで転んで頭も切った。)作者 若下野板利

*げえ       「げえげぼを お好み焼きと ゆうど馬鹿

              見ると必ず ゆってけつかる

 (ゲロを見つけると「お好み焼きだあ」と言うアホがいる。見たら絶対そう言うもんだから厭になっちゃう。/本人は洒落のつもりだが悪趣味でしかない。)作者 津井手謙

*こどんでる    「こどんでる 下の方にぞ こどんでる

              まるさら呑むにゃ 振らんとかんでえ」

  (溜まってる下のほうに沈殿してる。全部を呑むには振らないと駄目だ。/こどむを共通語に直すには沈殿しかないのか?)

*こうこう      「こうこうを じいじがくれろと 孝行を? 

               たくあんよこしゃで ああなるほどね」

 (「こうこう」をオレにくれとオヤジに言われて「孝行を?」たくあんよこせだと言われてああ勘違い。)      

*ごっつを     「ごっつをと 思って喰ったら サンプル品

               ぺっぺでちゃいして 元戻すガキ」

 (ごちそうだと思って口にしたらサンプル品だった。ペッと吐き出しさりげなく戻すガキ。)作者 北禰絵奈

*さっつける    「さっつけて 身支度けっこく どこいくだ 

              在所寄るにゃあ ど派手なお顔」

 (人に押し付けて自分は身奇麗にしてどこに行くんだ。実家に行くにしては化粧が濃いぞ。/「さっつける」は私実際使わない表現なので自信がない。あと何を押し付けてるのか説明がないのが痛いとこ。)作者 飯木奈門駄 

*さしゃへんにい 「さしゃへんにい 勝ち逃げなんか 絶対に

              言わしてみすかな ゲームなんかで」

 (  )作者 俳名安散

*ざいしょ      「ざいしょにも たまにゃあ寄らんと かんだけが

              みやげやなんやら きぜわしないらあ」

  (実家にたまには帰省しないといけないんだけどおみやげやら色々と気を使うめんどくさいことが多いからさ。なかなかね。)作者 面堂空斎 

*しいらんやあ  「 しいらんやあ あんたなんかの 忘れもん

              どこぞでほかいて きただらあねえ」

 (見てないよあんたの忘れ物なんか。どっかに置いてきたんだろうねえ。/全然親身になってない醒めた表現。)作者 赤野他人

*しゃびしゃび    「しゃびしゃびの ソースに合うは ハムカツか

              串カツなんかも 捨てがたいだよ」

 (まんま訳しようながい。)作者 清論伯三

*じゅるい     「 じゅるい道 雨だあだあの 田んぼ道

              くろによけても すそぬれ放題」

 (ぬかるんだ道。どしゃぶりの雨の田んぼ道。端に避けても裾がびしょびしょ。/味噌は放題のアクセント。「ほうだい」じゃなくてほーだあい」で「あ」を強く。遠州弁じゃないけど。そうすると「ほうだわい」と掛けて聞こえるかなと。)

*すけはいる   「すけはいる 後で絶対 恩きさる

              頼んじゃいんだに これで貸しいちな」

 (応援が入る。後で絶対に恩きせられるんだろうな。頼んでないんだけど「これで貸しいちな」って。)作者 余軽尚世和

*ずっこい     「ずっこいらあ 合図の前の フライング

              そうでなくても よそ見さしたり」

 (汚ねえの。合図の前のフライング。そうじゃなくてもよそ見させたり。)作者 茶無都弥怜 

*せんひき     「せんひきで 線を引いても えがんでる

                  どうせりゃまっつぐ 引けれるだいや」

 (定規使って線を引いても歪んでる。どうすれば真っ直ぐ引けれるんだろ。)作者 武記耀也

*ぜにかね     「ぜにかねで 事が済むこた あらすかや

              あんたなにしい ここきただあよ」

 (金銭でことが済むようなことじゃない。あんた何をしに此処に来たんだ?/えらい全うで洒落がない。)作者 清論伯三  

*そらつかう     「そらつかう 粗相の後の うちの猫

              可愛い顔して ないことにせん」

 (すっとぼけ。粗相した後のうちの猫可愛い顔してなかったことにする。/つい許してしまう溺愛飼い主の嘆き。)作者 緒屋芭家

*ぞんぐり      「ぞんぐりと しちゃうくらいの 寝起き顔

              ばんげしまには がんこ見違え」

 (思わずぞっとしちゃうくらいの寝起き顔。これが夕方頃には凄い見違えた顔になるんだよなあ。不思議。)作者 阿羅麻亜

*ため         「ためと知り いきなしなめた 物言いに

               まとまる話しも これにておじゃん」

 (同年代と知って急に態度がぞんざいになってまとまる話しも台無しに。)作者 多米雄三

*だらあ        「だらあなあ ほれみいやっぱ そうじゃんか

              わしのゆうこん きかんもんでえ」

 (そうだと思ったよ。やっぱりそれみたことか。オレの言うこときかないからそうなるんだよ。)作者 佐喜家代

*ちみくる      「ちみくった 加減を知らず 血い死んだ

              この馬鹿たれが あかちんききもしん 

*ぢべた       「ぢべた土間 蟻んこらしょと いごいてる

               やたらなとこに うっちゃるもんでえ」

 (地面や土間にアリが沢山動いてるへんなとこに捨てるからだよ。)

*つるくる      「つるくいて 干いときゃなんとか 乾くらあ

               ちゃっとやらんと 臭くなるだで

*づら         「づらと言う 今じゃそんなの おりゃせんにい

               今はだらだに 普通だもんでえ」

 (づらなんて言う奴今時いないよ。今はだらだにが普通だから。/リアルなお話し。本当にもう居ない。)作者 清論伯三   

*てんこちょ     「てんこちょを 目指すつうても 高くなく

               野望というより 野暮用済ます?

 (頂上目指すと言っても「てんこちょ」じゃあなあ。なんか野望達成目指すというよりも野暮用済ませる程度の感じだよ。)作者 文宋翁

*でなによを    「でなによを なにをやらすだぁ 今時分

               夜も更けたで 明日にせすかや」

 (それで何?何をしたいんだこんな時間に。夜も更けてるんだから明日にしようよ。)作者 世蒸新造

*とんじゃかない   「とんじゃかない 後先知らんわ かまわすかあ

                              とめれるもんなら とめてみよやあ」

 (気にしない後先知らんわ構わない。止めれるものなら止めてみさらせ。)

*とんでった     「 とんでった 上にじゃなくて 水平に

               そんなあ急いで どこいくだいね

                           「とんでった そんな急いで どこいくだあ

               のんびりこんと いきゃあいいじゃん」 

           「とんでかす ちゃっととんできゃ 間に合うら

               のんびりこんと 支度せるだで」

*どひどいらあ   「どひどいらあ おめえ特上 自分並

               たまには食わしょ ええもん喰わしょや」

 (随分じゃないか。お前が特上でオレは並かよ。たまにはいいもん食べさせてくれてもいいじゃないか。) 

*なまかあ      「なまかあは なんしょかんしょで やりゃしなし

               いきなししなし あとでもしなし」

 (なまけもの言い訳言ってやりゃしない。いきなりしなけりゃ後でもしない。/しなしの3連発が味噌のつもり。)作者 南田金阿

*なんしょ       「なんしょやあ 人の話は 聞くもんだ

               聞かんとあとで 往生こくにい」

 (とにかくだなあ人の話しは聞くもんだ。でないと後で後悔するよ。/往生を後悔と訳すのはどうかと思うがまあいいか。)

*にしゃにしゃ     「にしゃにしゃと しとるとぶっさぐ られちゃうにい

               ちゃっとやらんと どんじかられるに」

 (へらへらしてるとぶん殴られるよ。直ぐやらないと物凄く叱られるんだから。)

*ぬしゃあ        「ぬしゃあやあ どっからここに 来た人よを

               わしん言葉あ 通ぜんだかや」

 (お前なあどっからここに来た人だよ。オレの言葉が通じないのか。/日系やアジア系の人は顔が日本人とそっくりだから言葉が通じないのに違和感をおぼえるという浜松の日常。)作者 逸者孤島

*ねぐさる        「ねぐさるで 水はくれずの 方がいい

                かまうにしても くれ過ぎはかんに」

 (根腐れするから水はあげない方がいい。手入れするにしてもやり過ぎは禁物だって。/ねぐさるの使い方が全う過ぎたな。根性まで曲がってるって意味で使いたかったけど。)

*ねかすかや    「寝かすかや 今日は祭りで 寝えすかや

                昼は凧場で 夜屋台練り」

 (寝かせない。今日は祭りで寝やせぬぞ。昼は凧場で凧揚げて夜は屋台に初練りよ。/祭りに出てる奴以外は迷惑この上ないが文句言う方がおかしいとされる浜松の3日間の掟) 

*のえ           「そうだのえ おっしゃるとおりよ そうでえの

               だけえが頼むで 聞き返さんでや」

 (そうだよねおっしゃる通りだようんそうだ。だけどお願いだから聞き返さないでね。*相槌打ってるだけで聞いてない。)作者 落楊氏茂之

*はぜつ        「はぜつさす 風船尻に 置けりゃせん

               びびりここまで および腰たあ」

 (破裂させる風船を尻に置けれない。ビビリもここまで及び腰とは。) 

*ばかっつら     「ばかっつら ふんだだこたあ あらすかや

               ふかしこくのも ええ加減にせろや」

 (馬鹿野郎そんなことある訳ないだろ。嘘をつくのも大概にしろよ。話し言葉のまんま。)作者 雰外刷蔵 

*ぱあぷう       「ぱあぷうか なんで迷うだ この道で

               まっつぐ進みゃあ 済むこんじゃんかあ

 (アホかお前は。なんでこの道で迷うんだ?まっすぐ進めばいいだけだろ。)作者 真路羅練

*ひづるしい;     「ひづるしい 夏の日差しは 肌おやす

               日傘さいても 軒下いても」

 (夏の日差しは眩しくて肌をも焦がす。日傘差しても軒下にいても。)

*びけ          「びけこいて ちゃっと買いいきゃ あれ休み

               考え及ぶは 明日の言い訳」

 (早引けして急いで行ったら定休日だった。こうなると明日のいい訳に頭がいってしまう。)

*ぴんぴん       「ぴんぴんで 今日も元気に 病院へ

               老人会の 集会所かな」      

*ふかしこく       「ふかしこく 早起きせるにと  おおそうけ

               でけるもんなら 起きてみさらせ」

*ぶしょい        「ぶしょいだで 恒に三歩の 距離を置く

                振り向く君に しらんぷりせす」

*ぷんすか        「ぷんすかと なんかしらんが ぶすくれる

                あだけまくりで はすとんがらす」

 (プンプンとなんだか知らないがふてくされ。当り散らして顔不機嫌。)

*へこきむし     「へこきむし ところかまわず への河童

                喰うてる先から 実だかガスだか」

(訳はいらんだろうとて。/そもそもどこに方言があるかというのが苦しい。)作者 原許史 

*べんべ        「べんべをば 気張った今日のは 勝負服

                着たはええだが 遅刻でちょんちょん」

 (おべべを気張った今日のは勝負服。着たまではいいけど遅刻で台無し。/ちょんちょんを台無しと訳すのは無理があるがプラマイ0ということで。) 

*ぺったん       「ぺったんを 戦闘重視と 蝋で塗り

                油ひたすも 腕へたれなば」

 (メンコをね、強化しようとロウを塗ったりミシン油につけてみたりして知恵絞ったんだけど。肝心の腕の方がね。/自戒作。次回に期待(今に見ておれ)と思ったが年齢オーバーで自壊した。)作者 翔和之垣

*ほれみっせー    「ほれみっせー 人のゆうこた 聞くもんだ

                黙っちゃおれんで いわしてもらうが」

 (それみたことか人の話し聞かないからだろうに。黙ってられないから言わせてもらうけど。/後の祭り的先そんなら言えよという気になる日和見主義の人間が放つ常套句。)作者 何緒小金治

*ぼっこい        「ぼっこいの 見た目だけだで とんじゃかない

                こんでええだで 気にしんといて

 (ぼろいのは見た目だけだから気にしない。これでいいから気にしないで。)作者 牟頓知役

*ぽんぽん      「ぽんぽんに 乗ってはみたが 足つかん

                それっぱかのこんで あきらめすかや」              

*まるさら        「 まるさらと 頼んで来たは 丸い皿

                なにょうしとるだ みなきし寄こせ」

 (まるさらと頼んで来たのが丸い皿。なにをしてるんだ全部寄こせ。/お約束のまるさらネタ。)作者 師蘭乃家

*みなきし       「みなきしに こらしょと持って どこ行かす

                夜逃げとかでも ついにせるだか」

 (なにもかも持ってどこいくんだい。夜逃げでもついにするのか。)作者 写蓮楢無 

*むっすー        「 むっすーに 舎っ弟こんぞう すねかじる

                わしはじ~じの すねかじらすわ」

 (娘に弟と息子がすねかじるオレはオヤジのすねかじるよ。)

*めんめえ       「 めんめえで 大魚が釣れりゃあ 世話いらぬ

                誤解招かず ゴカイで招け」

 (ミミズで大魚が連れたら世話ないわ。

*もちっこ       「もちっこと きんのうゆうたに はあ失くす

                つぅらいやあとか 言われかねんで

 (おそろいだよと昨日言ったのにもう失くしてしまった。知られたら悲しいとか言われそうで。)作者 和素礼物磨

*やっきり       「やっきりと こいたあげくの 勘違い

                けむんまいても いづようないに」

 (あだけたあげくに勘違いと気づく。上手く誤魔化しても肩身が狭い。)作者 丹木羽孫記

*やたらくしゃ     「やたらくしゃ 買やあ金ん 貯まらすか

                なにょう根拠に 溜め息こかす」

*ゆうちんちん     「ゆうちんちん 熱くて入れた もんじゃない

                頼むでちゃっと うめてくんさい」

*よせる         「よせとくりょ 干しもんちゃっと 雨来たで

                 ふんでえたたみゃあ より善い人だぁ

 (雨が降って来たから洗濯物取り込んでよ。仕舞いついでにたたんでくれたらもっといいのになあ。)

*よをゆうわ       「よをゆうわ いけしゃあしゃあと ものゆうだ

                 あつかましいにも ほどがあるらあ」

 (よく言うよ。図々しく言うもんだ。厚かましいにも程があるぞ。)作者 分素家

*らんごかねえ     「らんごかねえ 人が寄れえせん わしの部屋

                 整理せるにも どこ手えつけす

*りんという       「りんと言う おんしゃあ湖西か 豊橋か

                 通じはせるだが なんか変だに

 (りんと言うとみると君は湖西か豊橋の人?意味は分かるけど違和感あるぞ。/まるさら会話表現になってしまってひねりがないなあ。)

*る           「るが出んぞ ひねくりだそうも からっきし

                やっきしこいても 出んもんは出ん」

*れーす         「 レースの日 ぽんぽん飛ぶ飛ぶ 予想飛ぶ

                 艇水しぶき 舟券渋き」

*ろ            「ろうらろと 言われてどうだろ 蝋だろか

                どっちんこいてる? どうなんしゃろね

 (「ろうらろ」?「どうだろ」なのか「蝋だろ」なのか一体どっちの意味で言ってるんだろうね。/苦し紛れの語呂遊び。)

*わし         「わしわしと 和紙に噛み付く わしの犬

                やめよをゆうても 聞きゃあせんだよ」

 (ガブガブと和紙に噛み付くうちの犬。やめなさいって言っても全然聞かないんだよ。)作者 呑紀奈藤三 

*をた         「をたこくな どこぞの理屈で えらそゆう

                みなして分かる 物言いにしい

 (屁理屈を言うな。どういう根拠で偉そうに言うのだ。誰にでも分かる事を言え。)作者 碇乃乙三

*んとこしょ      「んとこしょ みなで持たすと 声上げる

                  ゆってる割りには いごきゃせんくて

 (よいしょっと皆で持ち上げようと掛け声上げる。威勢の割には動いてないけど。)作者 手緒貫太郎

しかし全体的にみるとぶっきらぼうだなあ。それにどうにも上手くつながらんものもある。

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遠州弁かるた 思案7 二考

 「やらまいかるた」(方言お勉強用)は言葉の説明文にするのがいいんだろうな。(ま、作る気ないけど)

例えば読み札「水っぽく ドロドロの反対 しゃびしゃび」で取り札は「しゃびしゃび」とか。語呂的には「しゃーびしゃび」とかにしないと気色悪いけどそれじゃ歪んで伝わっちゃうしなあ。

 「はま~つかるた」(紹介用)は地名とか名産混ぜた方がいいんだろうかな。五・七・五調で。

例えだと「ピオーネで ピンとくる地は 都田か」みたいな?でも方言じゃないじゃん。意味ないじゃん。やっぱこれも作る気ないな。

 多分今やってるのは「だあだあかるた」を作ってるんだろうな自分。でも和歌やってるんじゃなく馬鹿やってるだけで単に五・七・五・七・七の語呂合わせしてるだけで意味もないし。

読み方は和歌風になるのかな。でもイントネーション変わっちゃうしなあ。

作り方は五・七・五を真面目につくって七・七をぐでぐでの遠州弁にしておちにするか。全部とにかく遠州弁とするか。

最終目標は読み札と絵札の完成と読み上げCDを作ること。かな。もちろん道楽で作ってるんでこれで一儲けせんがためじゃあないのは当然だけど。

絵札は誰かただで描いてくんないかなあ。はま~つ出身の有名人さんで夢想するんだったら浜名湖高校のOBの河合○敏さんとか・・・くらいしか思い浮かばないなあ。無理だなこりゃ。当たり前だけど。

夢想ついでに読み手(CD)もただで誰かやってくんないかなあ。はま~つ出身の有名人さんで夢想するんだったら。知名度でいけば磐田ではま~つじゃないけど長○ま○みさんだろなやっぱ。精確度でいったらフジテレビでアナウンサーなされてる青嶋達也さんかしらむ(方言聞いた事ないから想像ですけど)。テレビ静岡の鈴木敏弘さんもはま~つらしいすな。役者さんだったら筧○夫さんか鈴木○羽さんだろか。砂○さんがいっちゃん上手そうだななんか。もちろん夢想話しで現実化することは有り得ませんけど。

出来てもいないのにこんなたあけたこと思い描くのは馬鹿だけどそうでもしなきゃやっちゃおれんって感じの閉塞感ですわいな。才能の欠乏は如何ともし難し。まあ締め切りがないからいいんだけどね。

とりあえず超強引に五・七・五・七・七作ってる段階だけどコツと骨をこつこつ掴んで出来てきたら、まるさら遠州弁と上の句マジで下の句遠州弁でオチというので揃えてみよう。ひとついえることは子供向けには絶対ならないってことだけは確かだ。

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遠州弁かるた 思案9 ちいといぜるか

2009/04/05 とにかく五・七・五は埋めたしい。方向性は頭になし。訳と意味(言い訳)もつけとこうか。作者名も書いとこ。あくまでおちゃらけです全てにおいて。この次はいまのところ中身が空なので身をいれてこうかなと。にしてもじじむさい(爺臭い)な。札絵まではまだ頭が回らんくて。

*あたまやる   「頭やり 行きないぶしょく 伸びてるにい

              そんなじゃなんしょ よかあないだで」

 (床屋さんに行きなさい、だらしなく伸びてるよ。そんなんじゃなにかと不都合が出るから。)作者 小瀬津海

*あたまきる    「頭切る それん仕事だ 床屋さん

              耳ん切らずに 髪を切るだよ」

 (頭切るそれが床屋さんのお仕事。耳は切らないで髪を切るのだ。/ただの説明文)作者 香釈悠蔵

*いづようない  「いづよぅない いまいちこかあ 浮きまくり

              お先にご無礼 ささいてくりや」

 (いづらいなあ。どうもここは居心地悪い。途中退席させて欲しい。/ひねりがないなあ。)作者 真望太倫

*いいじゃんか  「 いいじゃんか なんしょとにかく やらまいか

              なんとかなるだで のうやらざあやあ」

 (いいじゃないかとにかくやろうよなんとかなるからさ。だからやろう。/なんか浜松の回し者みたいな方言宣伝的になってしまった。)作者 埜宇典紀

*うわっかあ    「うわっかあ 下の方だあ したっかあ

              ひっくりかえしゃあ うらっかあだあ」

 (上の側。下の方は下の側。裏返せば裏側だ。/共通語にすると面白くもなんともない。まあなんというかただの方言説明文)作者 香釈悠蔵

*えがんでる   「えがんでる 家計簿つけてく その顔は

                               書きゃあ書くほど 見ちゃおれんくて」

 (歪んでる家計簿つけてくその顔は。書けば書くほど見てはおれない。/ひねりもなにもないつまんない作品。)

*えごえごで    「えごえごで 歩くたんびに 床軋む

            えごえごで えらいやごくて 床軋む

              あぶなっかしいだで 物置けれやせん」

 (板が歪んでいて凄くもろいのか床が軋んでる。これじゃ危なくて物が置けれないよ。/「えごえご」の説明文。厳密にはぐらぐらとかぎしぎしという訳の方が適切な訳かも。)作者 古家居充

*おぼわらん   「おぼわらん いちいち人の 名前まで

              やあにおんしゃじゃ かんだかいやあ」 

 (いちいち名前まで覚えられないよ。「あのう」とか「君ねえ」とかじゃ駄目かなあ。)作者 面堂空斎

*かっさらい    「かっさらい 物はさらわず 草を刈る

              鎌と呼ぶじゃあ 物騒でかんて」

 (「かっさらい」とは物をさらうんじゃなくて草を刈る道具のこと。「鎌」と呼ぶと物騒に聞こえるだろ。/「かっさらい」の説明文。)作者 香釈悠蔵

*がとうでえ    「がとうでえ なんでわしがと ぶーたれる

              こいたところで どうもならんが」

 (随分だなあ。なんで自分がって文句言う。言ったところでどうしようもないけど。/こういうのをぶちぶち言うというのだといった見本。ただ「がとう」は自分使わないのでこの使い方があってるか自信なし。)作者 人琴飯鯛

*きもるい     「きもるいに めしにサイダー ぶっかけて

              箸でうまそに かっくらうなんてや」

 (気持ち悪いよ。ご飯にサイダーぶっ掛けてお箸で美味そうにかっ喰らうなんて。/方言と呼ぶには躊躇する表現「きもるい」ではあるが。)作者 望兼新造 

*きっちし       「きっちしと 今日は受かるに 限定解除

              時間よ止まれえ 一筋の橋上」

*ぎちぎち     「 ぎちぎちに 無理に履いたが 腹はみで

              脱がすとしただぁ はあ肉に食い込み」

 (無理やりに履いたところで腹がはみ出てる。脱ごうとしたけど膨張してきつくて脱げなくなった。/もったないと昔のズボンを引っ張り出すけど体型が変わってはけなかったという悲哀。)作者 洋 源了

*ぎゃーつく    「ぎゃーつくと あだけてみたって 駄目だでねえ

              道理んへっこむ 訳ゃあないだで」

 (感情で押し通そうとしても駄目だからね。それで道理が引っ込む訳ないんだから。/クレーマーに言ってみたいセリフ。)作者 清論伯三    

くさるけに        「くさるけに あるでこらしょと 持ってって

             遠慮しんでも 後ゆったりしんで」

 (たくさんあるから遠慮しないで一杯持っていって。後でずうずうしいとか陰口言ったりしないから。/こう言われると逆に陰で絶対言われるなと思えるというお話し。)作者 戸成野場芭阿

*ぐでぐで     「ぐでぐでと 同じ話しを せるじゃない

               うだうだぐちぐち ひゃあひゃあうっさい」

 (いつまでもくどい話しをするんじゃない。ぶつぶつあれこれとにかくうるせえ。/遠州弁の特徴でもある反復語の多用を表現。)肥溜荷亜礼

*けったりい     「けったりい 今日は早くに けえるだよ

               だもんであたあ まかいた頼む」

 (かったるいから今日は早めに帰るわ。後まかしたからよろしくね。/これ方言か?という疑問はあるな。)作者 南田与素礼

*けったーで     「けったーで ちゃっと飛んでく 風を切る

              切りすぎこけて 頭まで切る」

 (自転車で勢いよく駆けてく風を切るスピード出し過ぎで転んで頭も切った。)作者 若下野板利

*げえ       「げえげぼを お好み焼きと ゆうど馬鹿

              見ると必ず ゆってけつかる

 (ゲロを見つけると「お好み焼きだあ」と言うアホがいる。見たら絶対そう言うもんだから厭になっちゃう。/本人は洒落のつもりだが悪趣味でしかない。)作者 津井手謙

*こどんでる    「こどんでる 下の方にぞ こどんでる

              まるさら呑むにゃ 振らんとかんでえ」

  (溜まってる下のほうに沈殿してる。全部を呑むには振らないと駄目だ。/こどむを共通語に直すには沈殿しかないのか?)

*ごっつを     「ごっつをと 思って喰ったら サンプル品

              ぺっぺでちゃいして 元戻すガキ」

 (ごちそうだと思って口にしたらサンプル品だった。ペッと吐き出しさりげなく戻すガキ。)作者 北禰絵奈

*さっつける    「さっつけて 身支度けっこく どこいくだ 

              在所寄るにゃあ ど派手なお顔」

 (人に押し付けて自分は身奇麗にしてどこに行くんだ。実家に行くにしては化粧が濃いぞ。/「さっつける」は私実際使わない表現なので自信がない。あと何を押し付けてるのか説明がないのが痛いとこ。)作者 飯木奈門駄 

*さしゃへんにい 「さしゃへんにい 勝ち逃げなんか 絶対に

              言わしてみすかな ゲームなんかで」

 (  )作者 俳名安散

*ざいしょ      「ざいしょにも たまにゃあ寄らんと かんだけが

              みやげやなんやら きぜわしないらあ」

  (実家にたまには帰省しないといけないんだけどおみやげやら色々と気を使うめんどくさいことが多いからさ。なかなかね。)作者 面堂空斎 

*しいらんやあ  「 しいらんやあ あんたなんかの 忘れもん

              どこぞでほかいて きただらあねえ」

 (見てないよあんたの忘れ物なんか。どっかに置いてきたんだろうねえ。/全然親身になってない醒めた表現。)作者 赤野他人

*しゃびしゃび    「しゃびしゃびの ソースに合うは ハムカツか

              串カツなんかも 捨てがたいだよ」

 (まんま訳しようながい。)作者 清論伯三

*じゅるい     「 じゅるい道 雨だあだあの 田んぼ道

              くろによけても すそぬれ放題」

 (ぬかるんだ道。どしゃぶりの雨の田んぼ道。端に避けても裾がびしょびしょ。/味噌は放題のアクセント。「ほうだい」じゃなくてほーだあい」で「あ」を強く。遠州弁じゃないけど。そうすると「ほうだわい」と掛けて聞こえるかなと。)

*すけはいる   「すけはいる 後で絶対 恩きさる

              頼んじゃいんだに これで貸しいちな」

 (応援が入る。後で絶対に恩きせられるんだろうな。頼んでないんだけど「これで貸しいちな」って。)作者 余軽尚世和

*ずっこい     「ずっこいらあ 合図の前の フライング

              そうでなくても よそ見さしたり」

 (汚ねえの。合図の前のフライング。そうじゃなくてもよそ見させたり。)作者 茶無都弥怜 

*せんひき     「せんひきで 線を引いても えがんでる

                  どうせりゃまっつぐ 引けれるだいや」

 (定規使って線を引いても歪んでる。どうすれば真っ直ぐ引けれるんだろ。)作者 武記耀也

*ぜにかね     「ぜにかねで 事が済むこた あらすかや

              あんたなにしい ここきただあよ」

 (金銭でことが済むようなことじゃない。あんた何をしに此処に来たんだ?/えらい全うで洒落がない。)作者 清論伯三  

*そらつかう     「そらつかう 粗相の後の うちの猫

              可愛い顔して ないことにせん」

 (すっとぼけ。粗相した後のうちの猫可愛い顔してなかったことにする。/つい許してしまう溺愛飼い主の嘆き。)作者 緒屋芭家

*ぞんぐり      「ぞんぐりと しちゃうくらいの 寝起き顔

              ばんげしまには がんこ見違え」

 (思わずぞっとしちゃうくらいの寝起き顔。これが夕方頃には凄い見違えた顔になるんだよなあ。不思議。)作者 阿羅麻亜

*ため         「ためと知り いきなしなめた 物言いに

               まとまる話しも これにておじゃん」

 (同年代と知って急に態度がぞんざいになってまとまる話しも台無しに。)作者 多米雄三

*だらあ        「だらあなあ ほれみいやっぱ そうじゃんか

              わしのゆうこん きかんもんでえ」

 (そうだと思ったよ。やっぱりそれみたことか。オレの言うこときかないからそうなるんだよ。)作者 佐喜家代

*ちみくる      「ちみくった 加減を知らず 血い死んだ

              この馬鹿たれが あかちんききもしん 

*ぢべた       「ぢべた土間 蟻んこらしょと いごいてる

               やたらなとこに うっちゃるもんでえ」

 (地面や土間にアリが沢山動いてるへんなとこに捨てるからだよ。)

*つるくる      「つるくいて 干いときゃなんとか 乾くらあ

               ちゃっとやらんと 臭くなるだで

*づら         「づらと言う 今じゃそんなの おりゃせんにい

               今はだらだに 普通だもんでえ」

 (づらなんて言う奴今時いないよ。今はだらだにが普通だから。/リアルなお話し。本当にもう居ない。)作者 清論伯三   

*てんこちょ     「てんこちょを 目指すつうても 高くなく

               野望というより 野暮用済ます?

 (頂上目指すと言っても「てんこちょ」じゃあなあ。なんか野望達成目指すというよりも野暮用済ませる程度の感じだよ。)作者 文宋翁

*でなによを    「でなによを なにをやらすだぁ 今時分

               夜も更けたで 明日にせすかや」

 (それで何?何をしたいんだこんな時間に。夜も更けてるんだから明日にしようよ。)作者 世蒸新造

*とんじゃかない   「とんじゃかない 後先知らんわ かまわすかあ

                              とめれるもんなら とめてみよやあ」

 (気にしない後先知らんわ構わない。止めれるものなら止めてみさらせ。)

*とんでった     「 とんでった 上にじゃなくて 水平に

               そんなあ急いで どこいくだいね

                           「とんでった そんな急いで どこいくだあ

               のんびりこんと いきゃあいいじゃん」 

           「とんでかす ちゃっととんできゃ 間に合うら

               のんびりこんと 支度せるだで」

*どひどいらあ   「どひどいらあ おめえ特上 自分並

               たまには食わしょ ええもん喰わしょや」

 (随分じゃないか。お前が特上でオレは並かよ。たまにはいいもん食べさせてくれてもいいじゃないか。) 

*なまかあ      「なまかあは なんしょかんしょで やりゃしなし

               いきなししなし あとでもしなし」

 (なまけもの言い訳言ってやりゃしない。いきなりしなけりゃ後でもしない。/しなしの3連発が味噌のつもり。)作者 南田金阿

*なんしょ       「なんしょやあ 人の話は 聞くもんだ

               聞かんとあとで 往生こくにい」

 (とにかくだなあ人の話しは聞くもんだ。でないと後で後悔するよ。/往生を後悔と訳すのはどうかと思うがまあいいか。)

*にしゃにしゃ     「にしゃにしゃと しとるとぶっさぐ られちゃうにい

               ちゃっとやらんと どんじかられるに」

 (へらへらしてるとぶん殴られるよ。直ぐやらないと物凄く叱られるんだから。)

*ぬしゃあ        「ぬしゃあやあ どっからここに 来た人よを

               わしん言葉あ 通ぜんだかや」

 (お前なあどっからここに来た人だよ。オレの言葉が通じないのか。/日系やアジア系の人は顔が日本人とそっくりだから言葉が通じないのに違和感をおぼえるという浜松の日常。)作者 逸者孤島

*ねぐさる        「ねぐさるで 水はくれずの 方がいい

                かまうにしても くれ過ぎはかんて」

 (根腐れするから水はあげない方がいい。手入れするにしてもやり過ぎは禁物だって。/ねぐさるの使い方が全う過ぎたな。根性まで曲がってるって意味で使いたかったけど。)

*ねかすかや    「寝かすかや 今日は祭りで 寝えすかや

                昼は凧場で 夜屋台練り」

 (寝かせない。今日は祭りで寝やせぬぞ。昼は凧場で凧揚げて夜は屋台に初練りよ。/祭りに出てる奴以外は迷惑この上ないが文句言う方がおかしいとされる浜松の3日間の掟) 

*のえ           「そうだのえ おっしゃるとおりよ そうでえの

               だけえが頼むで 聞き返さんでや」

 (そうだよねおっしゃる通りだようんそうだ。だけどお願いだから聞き返さないでね。*相槌打ってるだけで聞いてない。)作者 落楊氏茂之

*はぜつ        「はぜつさす 風船尻に 置けりゃせん

               びびりここまで および腰たあ」

 (破裂させる風船を尻に置けれない。ビビリもここまで及び腰とは。) 

*ばかっつら     「ばかっつら ふんだだこたあ あらすかや

               ふかしこくのも ええ加減にせろや」

 (馬鹿野郎そんなことある訳ないだろ。嘘をつくのも大概にしろよ。話し言葉のまんま。)作者 雰外刷蔵 

*ぱあぷう       「ぱあぷうか なんで迷うだ この道で

               まっつぐ進みゃあ 済むこんじゃんかあ

 (アホかお前は。なんでこの道で迷うんだ?まっすぐ進めばいいだけだろ。)作者 真路羅練

*ひづるしい;     「ひづるしい 夏の日差しは 肌おやす

               日傘さいても 軒下いても」

 (夏の日差しは眩しくて肌をも焦がす。日傘差しても軒下にいても。)

*びけ          「びけこいて ちゃっと帰りゃあ 定休日

               考え及ぶは 明日の言い訳」

*ぴんぴん       「ぴんぴんで 今日も元気に 病院へ

               老人会の 集会所かな」      

*ふかしこく       「ふかしこく 早起きせるにと  おおそうけ

               でけるもんなら 起きてみさらせ」

*ぶしょい        「ぶしょいだで 恒に三歩の 距離を置く

                振り向く君に しらんぷりせす」

*ぷんすか        「ぷんすかと なんかしらんが ぶすくれる

               あだけまくりで はすとんがらす」

 (プンプンとなんだか知らないがふてくされ。当り散らして顔不機嫌。)

*へこきむし     「へこきむし ところかまわず への河童

              喰うてる先から 実だかガスだか」

(訳はいらんだろうとて。/そもそもどこに方言があるかというのが苦しい。)作者 原許史 

*べんべ        「べんべをば 気張った今日のは 勝負服

               着たはええだが 遅刻でちょんちょん」

 (おべべを気張った今日のは勝負服。着たまではいいけど遅刻で台無し。/ちょんちょんを台無しと訳すのは無理があるがプラマイ0ということで。) 

*ぺったん       「ぺったんを 戦闘重視と 蝋で塗り

               油ひたすも 腕へたれなば」

 (メンコをね、強化しようとロウを塗ったりミシン油につけてみたりして知恵絞ったんだけど。肝心の腕の方がね。/自戒作。次回に期待(今に見ておれ)と思ったが年齢オーバーで自壊した。)作者 翔和之垣

*ほれみっせー    「ほれみっせー 人のゆうこた 聞くもんだ

               黙っちゃおれんで いわしてもらうが」

 (それみたことか人の話し聞かないからだろうに。黙ってられないから言わせてもらうけど。/後の祭り的先そんなら言えよという気になる日和見主義の人間が放つ常套句。)作者 何緒小金治

*ぼっこい        「ぼっこいの 見た目だけだで とんじゃかない

               こんでええだで 気にしんといて

 (ぼろいのは見た目だけだから気にしない。これでいいから気にしないで。)作者 牟頓知役

*ぽんぽん      「ぽんぽんに 乗ってはみたが 足つかん

                それっぱかのこんで あきらめすかや」              

*まるさら        「 まるさらと 頼んで来たは 丸い皿

                なにょうしとるだ みなきし寄こせ」

 (まるさらと頼んで来たのが丸い皿。なにをしてるんだ全部寄こせ。/お約束のまるさらネタ。)作者 師蘭乃家

*みなきし       「みなきしに こらしょと持って どこ行かす

                夜逃げとかでも ついにせるだか」

 (なにもかも持ってどこいくんだい。夜逃げでもついにするのか。)作者 写蓮楢無 

*むっすー        「 むっすーに 舎っ弟こんぞう すねかじる

                わしはじ~じの すねかじらすわ」

*めんめえ       「 めんめえで 大魚が釣れりゃあ 世話いらぬ

                誤解招かず ゴカイで招け」

 (ミミズで大魚が連れたら世話ないわ。

*もちっこ       「もちっこと きんのうゆうたに はあ失くす

                つぅらいやあとか 言われかねんで

 (おそろいだよと昨日言ったのにもう失くしてしまった。知られたら悲しいとか言われそうで。)作者 和素礼物磨

*やっきり       「やっきりと こいたあげくの 勘違い

                けむんまいても いづようないに」

 (あだけたあげくに勘違いと気づく。上手く誤魔化しても肩身が狭い。)作者 丹木羽孫記

*やたらくしゃ     「やたらくしゃ 買やあ金ん 貯まらすか

                なにょう根拠に 溜め息こかす」

*ゆうちんちん     「ゆうちんちん 熱くて入れた もんじゃない

                頼むでちゃっと うめてくんさい」

*よせる         「よせとくりょ 干しもんちゃっと 雨来たで

                 ふんでえたたみゃあ より善い人だぁ

 (雨が降って来たから洗濯物取り込んでよ。仕舞いついでにたたんでくれたらもっといいのになあ。)

*よをゆうわ       「よをゆうわ いけしゃあしゃあと ものゆうだ

                 あつかましいにも ほどがあるらあ」

 (よく言うよ。図々しく言うもんだ。厚かましいにも程があるぞ。)作者 分素家

*らんごかねえ     「らんごかねえ 人が寄れえせん わしの部屋

                 整理せるにも どこ手えつけす

*りんという       「りんと言う おんしゃあ湖西か 豊橋か

                 通じはせるだが なんか変だに

 (りんと言うとみると君は湖西か豊橋の人?意味は分かるけど違和感あるぞ。/まるさら会話表現になってしまってひねりがないなあ。)

*る           「るが出んぞ ひねくりだそうも からっきし

                やっきしこいても 出んもんは出ん」

*れーす         「 レースの日 ぽんぽん飛ぶ飛ぶ 予想飛ぶ

                 艇水しぶき 舟券渋き」

*ろ            「ろうらろと 言われてどうだろ 蝋だろか

                どっちんこいてる? どうなんしゃろね

 (「ろうらろ」?「どうだろ」なのか「蝋だろ」なのか一体どっちの意味で言ってるんだろうね。/苦し紛れの語呂遊び。)

*わし         「わしわしと 和紙に噛み付く わしの犬

                やめよをゆうても 聞きゃあせんだよ」

 (ガブガブと和紙に噛み付くうちの犬。やめなさいって言っても全然聞かないんだよ。)作者 呑紀奈藤三 

*をた         「をたこくな どこぞの理屈で えらそゆう

                みなして分かる 物言いにせえ

 (屁理屈を言うな。どういう根拠で偉そうに言うのだ。誰にでも分かる事を言え。)作者 碇乃乙三

*んとこしょ      「んとこしょ みなで持たすと 声上げる

                  ゆってる割りには いごきゃせんくて

 (よいしょっと皆で持ち上げようと掛け声上げる。威勢の割には動いてないけど。)作者 手緒貫太郎

しかし全体的にみるとぶっきらぼうだなあ。それにどうにも上手くつながらんものもある。

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遠州弁かるた 思案8 とりあえず埋めたりいや

2009/03/25 とにかく五・七・五は埋めた。方向性は頭になし。訳と意味(言い訳)もつけとこうか。作者名も書いとこ。あくまでおちゃらけです全てにおいて。この次はいまのところ中身が空なので身をいれてこうかなと。札絵まではまだ頭が回らん。

あたまやる   「頭やり 行きないぶしょく 伸びてるにい

             そんなじゃなにかと よかあないだに」

 (床屋さんに行きなさい、だらしなく伸びてるよ。そんなんじゃなにかと不都合が出るから。)作者 小瀬津海

あたまきる    「頭切る それん仕事だ 床屋さん

             耳ん切らずに 髪を切るだよ」

 (頭切るそれが床屋さんのお仕事。耳は切らないで髪を切るのだ。*ただの説明文)作者 香釈悠蔵

いづようない  「いづよぅない いまいちここは 浮きまくり

             お先にご無礼 ささいてくりや」

 (いづらいなあ。どうもここは居心地悪い。途中退席させて欲しい。*ひねりがないなあ。)作者 真望太倫

いいじゃんか  「 いいじゃんか なんしょとにかく やらまいか

             なんとかなるだで のうやらざあやあ」

 (いいじゃないかとにかくやろうよなんとかなるからさ。だからやろう。*なんか浜松の回し者みたいな方言宣伝的になってしまった。)作者 埜宇典紀

うわっかあ    「うわっかあ 下の方だと したっかあ

             ひっくりかえしゃあ うらっかあだあ」

 (上の側。下の方は下の側。裏返せば裏側だ。*共通語にすると面白くもなんともない。まあなんというかただの方言説明文)作者 香釈悠蔵

えがんでる   「えがんでる 家計簿つけてく その顔は

えごえごで    「えごえごで 歩くたんびに 床軋む

           えごえごで えらいやごくて 床軋む

             あぶなっかしいだで 物置けれやせん」

 (板がうねっていて凄くもろいのか床が軋んでる。これじゃ危なくて物が置けれないよ。*「えごえご」の説明文。厳密にはぐらぐらとかぎしぎしという訳の方が適切な訳かも。)作者 古家居充

おぼわらん   「おぼわらん いちいち人の 名前まで

             やあにおんしゃじゃ かんだかいやあ」 

 (いちいち名前まで覚えられないよ。「あのう」とか「君ねえ」とかじゃ駄目かなあ。)作者 面堂空斎

かっさらい    「かっさらい 物はさらわず 草を刈る

             鎌と呼ぶじゃあ 物騒でかんて」

 (「かっさらい」とは物をさらうんじゃなくて草を刈る道具のこと。「鎌」と呼ぶと物騒に聞こえるだろ。*「かっさらい」の説明文。)作者 香釈悠蔵

がとうでえ    「がとうでえ なんでわしがと ぶーたれる

             こいたところで どうもならんが」

 (随分だなあ。なんで自分がって文句言う。言ったところでどうしようもないけど。*こういうのをぶちぶち言うというのだといった見本。)作者 人琴飯鯛

きもるい     「きもるいに めしにサイダー ぶっかけて

             箸でうまそに かっくらうなんてや」

 (気持ち悪いよ。ご飯にサイダーぶっ掛けてお箸で美味そうにかっ喰らうなんて。)作者 望兼新造 

きっちし       「きっちしと 今日は受かるぞ 限定解除

             時間よ止まれえ 一本橋の上」

ぎちぎち     「 ぎちぎちに 詰めたところで 腹はみで

             脱がんとすれど はあ肉に食い込み」

 (無理やりに詰めたところで腹がはみ出る。脱ごうとしたけど膨張して脱げない。*もったないと昔のズボンを引っ張り出すけど体型が変わってはけなかったという悲哀。)作者 洋 源了

ぎゃーつく    「ぎゃーつくと あだけてみたって 駄目だでねえ

             道理んへっこむ 訳ゃあないだで」

 (感情で押し通そうとしても駄目だからね。それで道理が引っ込む訳ないんだから。*クレーマーに言ってみたいセリフ。)作者 清論伯三    

くさるけに        「くさるけに あるでこらしょと 持ってって

             遠慮しんでも 後ゆったりしんで」

 (たくさんあるから遠慮しないで一杯持っていって。後でずうずうしいとか陰口言ったりしないから。*こう言われると逆に陰で絶対言われるなと思えるというお話し。)作者 戸成野場芭阿

ぐでぐで     「ぐでぐでと 同じ話しを せるじゃない

              うだうだぐちぐち ひゃあひゃあうっさい」

 (いつまでもくどい話しをするんじゃない。ぶつぶつあれこれとにかくうるせえ。*遠州弁の特徴でもある反復語の多用を表現。)

けったりい     「けったりい 今日は早くに けえるだよ

             だもんであたあ まかいた頼む」

 (かったるいから今日は早めに帰るわ。後まかしたからよろしくね。)作者 南田与素礼

けったーで     「けったーで ちゃっと飛んでく 風を切る

             切りすぎこけて 頭まで切る」

 (自転車で勢いよく駆けてく風を切るスピード出し過ぎで転んで頭も切った。)作者 若下野板利

げえ       「げえげろを お好み焼きと ゆうど馬鹿

             見ると必ず ゆってけつかる

 (ゲロを見つけると「お好み焼きだあ」と言うアホがいる。見たら絶対そう言うもんだから厭になっちゃう。*本人は洒落のつもりだが悪趣味でしかない。)作者 津井手謙

こどんでる    「こどんでる 下の方にぞ こどんでる

ごっつを     「ごっつをと 思って喰ったら サンプル品

             ぺっぺでちゃいして 元戻すガキ」

 (ごちそうだと思って口にしたらサンプル品だった。ペッと吐き出しさりげなく戻すガキ。)作者 北禰絵奈

さっつける    「さっつけて 身支度けっこく どこいくだ 

             在所寄るにゃあ ど派手なお顔」

 (人に押し付けて自分は身奇麗にしてどこに行くんだ。実家に行くにしては化粧が濃いぞ。*「さっつける」は私実際使わない表現なので自信がない。あと何を押し付けてるのか説明がないのが痛いとこ。)作者 楊両演可 

さしゃへんにい 「さしゃへんにい 勝ち逃げなんか 絶対に

             言われてみたいな 雀荘とかでえ」

ざいしょ      「ざいしょにも たまにゃあ寄らんと かんだけが

             みやげやなんやら きぜわしないらあ」

  (実家にたまには帰省しないといけないんだけどおみやげやら色々と気を使うめんどくさいことが多いからさ。なかなかね。)作者 面堂空斎 

しいらんやあ  「 しいらんやあ あんたなんかの 忘れ物

             どこぞでほかいて きただらあねえ」

しゃびしゃび    「しゃびしゃびの ソースに合うは ハムカツか

             串カツなんかも 捨てがたいだよ」

 (まんま訳しようながい。)作者 清論伯三

じゅるい     「 じゅるい道 雨だあだあの 田んぼ道

             くろによけても すそぬれ放題」

 (ぬかるんだ道。どしゃぶりの雨の田んぼ道。端に避けても裾がびしょびしょ。*味噌は放題のアクセント。「ほうだい」じゃなくてほーだあい」で「あ」を強く。遠州弁じゃないけど。そうすると「ほうだわい」と掛けて聞こえるかなと。)

すけはいる   「すけはいる 後で絶対 恩きさる

             頼んじゃいんだに これで貸しいちな」

 (応援が入る。後で絶対に恩きせられるんだろうな。頼んでないんだけど「これで貸しいちな」って。)作者 余軽尚世和

ずっこい     「ずっこいらあ 合図の前の フライング

             そうでなくとも よそ見さしたり」

 (汚ねえの。合図の前のフライング。そうじゃなくてもよそ見させたり。) 

せんひき     「せんひきで 線を引いても えがんでる

                 どうせりゃまっつぐ 引けれるだかや」

 (定規使って線を引いても歪んでる。どうすれば真っ直ぐ引けれるんだろ。)作者 武記耀也

ぜにかね     「ぜにかねで 事が済むよな もんじゃない

             あんたなにせい しいきただあよ」  

そらつかう     「そらつかう 粗相の後の うちの猫

             可愛い顔して ないことにせん」

 (すっとぼけ。粗相した後のうちの猫可愛い顔してなかったことにする。*つい許してしまう溺愛飼い主の嘆き。)作者 緒弥芭家

ぞんぐり      「ぞんぐりと しちゃうくらいの 寝起き顔

             ばんげしまには がんこ見違え」

 (思わずぞっとしちゃうくらいの寝起き顔。これが夕方頃には凄い見違えた顔になるんだよなあ。不思議。)

ため         「ためと知り いきなしなめた 物言いに

              まとまる話しも これにておじゃん」

 (同年代と知って急に態度がぞんざいになってまとまる話しも台無しに。)

だらあ        「だらあなあ ほれみいやっぱ そうじゃんか

             わしのゆうこん きかんもんでえ」

 (そうだと思ったよ。やっぱりそれみたことか。オレの言うこときかないからそうなるんだよ。)作者 佐喜斐永代

ちみくる      「ちみくった 加減を知らず 血い死んだ

             この馬鹿ちんが あかちんきかんら 

ぢべた       「ぢべたにも 蟻んこらしょと いごいてる

つるくる      「つるくいて 干いときゃなんとか 乾くらあ

              ちゃっとやらんと 臭くなるだで

づら         「づらと言う 今じゃそんなの おりゃせんにい

              今はだらだに 普通だもんでえ」

 (づらなんて言う奴今時いないよ。今はだらだにが普通だから。*リアルなお話し。本当にもう居ない。)   

てんこちょ     「てんこちょを 目指すつうても 高くなく

              野望というより 野暮用済ます?

 (頂上目指すと言っても「てんこちょ」じゃあなあ。なんか野望達成目指すというよりも野暮用済ませる程度の感じだよ。)作者 文宋翁

でなによを    「でなによを なにをやらすだぁ 今時分

              夜も更けたで 明日にせすかや」

 (それで何?何をしたいんだこんな時間に。夜も更けてるんだから明日にしようよ。)作者 世深志新造

とんじゃかない   「とんじゃかない 後先知らんわ かまわすかあ

とんでった     「 とんでった 上にじゃなくて 水平に

              そんなに急いで どこいくだいね

                           「とんでった そんな急いで どこいくだあ

              のんびりこんと いきゃあいいじゃん」 

           「とんでかす ちゃっととんできゃ 間に合うら

              のんびりこんと 支度せるだで」

どひどいらあ   「どひどいらあ おめえ特上 自分並

              たまには食わしょ ええもん喰わしょ」 

なまかあ      「なまかあは なんしょかんしょで やりゃしなし

              いきなししなし あとでもしなし」

 (なまけもの言い訳言ってやりゃしない。いきなりしなけりゃ後でもしない。*しなしの3連発が味噌のつもり。)

なんしょ       「なんしょやあ 人の話は 聞くもんだ

              聞かんとあとで 往生こくにい」

にしゃにしゃ     「にしゃにしゃと しとるとぶっさぐ られちゃうにい

              ちゃっとやらんと どんじかられるで」

ぬしゃあ        「ぬしゃあやあ どっからここに 来た人よを

              わしん言葉あ 通ぜんだかや」

ねぐさる        「ねぐさるで 水はくれん 方がいい

のえ           「そうだのえ おっしゃるとおりよ そうでえの

              だけえが頼むで 聞き返さんでよ」

 (そうだよねおっしゃる通りだようんそうだ。だけどお願いだから聞き返さないでね。*相槌打ってるだけで聞いてない。)

はぜつ        「はぜつさす 風船尻に 置けりゃせん

              びびりここまで および腰たあ」

 (破裂させる風船を尻に置けれない。ビビリもここまで及び腰とは。) 

ばかっつら     「ばかっつら ふんだだこたあ あらすかや

              ふかしこくのも ええ加減にせろや」

 (馬鹿野郎そんなことある訳ないだろ。嘘をつくのも大概にしろよ。話し言葉のまんま。) 

ぱあぷう       「ぱあぷうか なんで迷うだ この道で

              まっつぐ進みゃあ 済むこんじゃんかあ

 (アホかお前は。なんでこの道で迷うんだ?まっすぐ進めばいいだけだろ。)

ひづるしい;     「ひづるしい 夏の日差しは 肌おやす

びけ          「びけこいて ちゃっと帰りゃあ 定休日

ぴんぴん       「ぴんぴんで 今日も元気に 病院へ

              老人会の 集会所かな」      

ふかしこく       「ふかしこく 早起きせるにと  おおそうけ

              でけるもんなら 起きてみさらせ」

ぶしょい        「ぶしょいだで 恒に三歩の 距離を置く

ぷんすか        「ぷんすかと なんかしらんが ぶすくれる

              あだけまくりで はすとんがらす」

へこきむし     「へこきむし ところかまわず への河童

              喰うてる先から 実だかガスだか」

(訳はいらんだろうとて。*そもそもどこに方言があるかというのが苦しい。)作者 原許史 

べんべ        「べんべをば 気張った今日のは 勝負服

              着たはええだが 遅刻でちょんちょん」 

ぺったん       「ぺったんを 戦闘重視と 蝋で塗り

              油ひたすも 腕へたれなば」

 (メンコをさ、強化しようとロウを塗ったりミシン油につけてみたりして知恵絞ったんだけど。肝心の腕の方がね。)作者 翔和之垣

ほれみっせー    「ほれみっせー 人のゆうこた 聞くもんだ

              黙っちゃおれんで いわしてもらうが」

 (それみたことか人の話し聞かないからだろうに。黙ってられないから言わせてもらうけど。*後の祭り的先そんなら言えよという気になる日和見主義の人間が放つ常套句。)作者 何緒小金治

ぼっこい        「ぼっこいの 見た目だけだで とんじゃかない

              こんでええだで 気にしんといて

 (ぼろいのは見た目だけだから気にしない。これでいいから気にしないで。)作者 牟頓知役

ぽんぽん      「ぽんぽんに 乗ってはみたが 足つかん              

まるさら        「 まるさらと 頼んで来たは 丸い皿

              なにょうしとるだ みなきし寄こせ」

 (まるさらと頼んで来たのが丸い皿。なにをしてるんだ全部寄こせ。*お約束のまるさらネタ。)

みなきし       「みなきしに こらしょと持って どこ行かす

              夜逃げとかでも ついにせるだか」 

むっすー        「 むっすーに 舎っ弟こんぞう すねかじる

              わしはじ~じの すねかじらすわ」

めんめえ       「 めんめえで 大魚が釣れりゃあ 世話いらぬ

              誤解招かず ゴカイで招け」

もちっこ       「もちっこと きんのうゆうたに はあ失くす

              つぅらいやあとか 言われかねんで

 (おそろいだよと昨日言ったのにもう失くしてしまった。知られたら悲しいとか言われそうで。)作者 和素礼物磨

やっきり       「やっきりと こいたあげくの 勘違い

              けむんまいても いづようないに」

 (あだけたあげくに勘違いと気づく。上手く誤魔化しても肩身が狭い。)作者 丹木羽孫記

やたらくしゃ     「やたらくしゃ 買やあ金ん 貯まらすか

              なにょう根拠に 溜め息こかす」

ゆうちんちん     「ゆうちんちん 熱くて入れた もんじゃない

               頼むでちゃっと うめてくんさい」

よせる         「よせとくりょ 干しもんちゃっと 雨来たで

               ふんでえたたみゃあ より善い人だぁ

 (雨が降って来たから洗濯物仕舞ってよ。仕舞いついでにたたんでくれたらもっといいのになあ。)

            「よせとくりょ 洗濯もんを あげといて

              よせてあげるは 乳ばっかじゃなし」

よをゆうわ       「よをゆうわ どの面さげて ものゆうよを

               あつかましいにも ほどがあるらあ」

らんごかねえ     「らんごかねえ 人が寄れえせん わしの部屋

               整理せるにも どこ手えつけす

りんという       「りんと言う おんしゃあ湖西か 豊橋か

               通じはせるだが なんか変だに

る           「るが出んぞ ひねくりだそうも からっきし

               やっきしこいても 出んもんは出ん」

れーす         「 レースの日 ぽんぽん飛ぶ飛ぶ 予想飛ぶ

               艇水しぶき 舟券渋き」

ろ            「ろうらろと 言われてどうだろ 蝋だろか

              どっちんこいてる? どうなんしゃろね

 (「ろうらろ」?「どうだろ」なのか「蝋だろ」なのか一体どっちの意味で言ってるんだろうね。*苦し紛れの語呂遊び。)

わし         「わしわしと 和紙に噛み付く わしの犬

              やめよをゆうても 聞きゃあせんだよ」

 (ガブガブと和紙に噛み付くうちの犬。やめなさいって言っても全然聞かないんだよ。)作者 呑紀奈藤三 

をた         「をたこくな どこぞの理屈で えらそゆう

              みなして分かる 物言いにせよ

 (屁理屈を言うな。どういう根拠で偉そうに言うのだ。誰でも分かる事を言え。)作者 碇乃乙三

んとこしょ      「んとこしょ みなで持たすと 声上げる

                ゆってる割りには いごきゃせんくて

 (よいしょっと皆で持ち上げようと掛け声上げる。威勢の割には動いてないけど。)作者 手緒貫太郎

しかし全体的にみるとぶっきらぼうだなあ。それにどうにも上手くつながらんものもある。

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遠州弁かるた 思案6 とりあえず埋めすかや

2009/03/18 とにかく埋める。方向性は頭になし。訳と意味(言い訳)もつけとこうか。

あたまやる   「頭やり 行きないぶしょく 伸びてるにい

             そんなじゃなにかと よかあないだに」

 (床屋さんに行きなさい、だらしなく伸びてるよ。そんなんじゃなにかと不都合が出るから。)

あたまきる    「頭切る それん仕事だ 床屋さん

             耳ん切らずに 髪ん切るだよ」

いづようない  「いづよぅない いまいちここは 浮きまくり

             お先にご無礼 ささいてくりや」

 (いづらいなあ。どうもここは居心地悪い。途中退席させて欲しい。*ひねりがないなあ。)

いいじゃんか   いいじゃんか なんしょとにかく やらまいか

             なんとかなるだで のうやらざあやあ」

 (いいじゃないかとにかくやろうよなんとかなるからさ。だからやろう。*なんか浜松の回し者みたいな方言宣伝的になってしまった。)

うわっかあ    「うわっかあ 下の方だと したっかあ

             ひっくりかえしゃあ うらっかあだあ」

 (上の側。下の方は下の側。裏返せば裏側だ。*共通語にすると面白くもなんともない。まあなんというかただの方言説明文)

えがんでる   「えがんでる 家計簿つけてく その顔は

えごえごで    「えごえごで 歩くたんびに 床軋む

          えごえごで えらいやごくて 床軋む

             あぶなっかしいだで 物置けれやせん」

 (板がうねっていて凄くもろいのか床が軋んでる。これじゃ危なくて物が置けれないよ。*「えごえご」の説明文。厳密にはぐらぐらとかぎしぎしという訳の方が適切な訳かも。)

おぼわらん   「おぼわらん いちいち人の 名前まで

             やあにおんしゃじゃ かんだかいやあ」 

 (いちいち名前まで覚えられないよ。「あのう」とか「君ねえ」とかじゃ駄目かなあ。)

かっさらい    「かっさらい 物はさらわず 草を刈る

             鎌と呼ぶじゃあ 物騒でかんて」

 (「かっさらい」とは物をさらうんじゃなくて草を刈る道具のこと。「鎌」と呼ぶと物騒に聞こえるだろ。*「かっさらい」の説明文。)

がとうでえ    「がとうでえ なんでわしがと ぶーたれる

             こいたところで どうもならんが」

 (随分だなあ。なんで自分がって文句言う。言ったところでどうしようもないけど。*こういうのをぶちぶち言うというのだといった見本。)

きもるい     「きもるいに 

きっちし       「きっちしと 今日は受かるぞ 限定解除

             時間よ止まれえ 一本の橋

ぎちぎち     「 ぎちぎちに 詰めたところで 腹はみで

             脱がんとすれど はや肉に食い込み」

ぎゃーつく    「ぎゃーつくと ほざいてみたって 駄目だでねえ

             道理んへっこむ 訳ゃあないだで」

 (感情で物を言っても駄目だからね。それで道理が引っ込む訳ないんだから。*クレーマーに言ってみたいセリフ。)    

くさるけに        「くさるけに あるでこらしょと 持ってって

             遠慮しんでも 後ゆったりしんで」

 (たくさんあるから遠慮しないで一杯持っていって。後でずうずうしいとか陰口言ったりしないから。*こう言われると逆に陰で絶対言われるなと思えるというお話し。)

ぐでぐで     「ぐでぐでと 同じ話しを せるじゃない

              ぐだぐだぐちぐち ひゃあひゃあうっさい」

けったりい     「けったりい 今日は早くに けえるだよ

             だもんであたあ まかいた頼む」

けったーで     「けったーで ちゃっと飛んでく 風を切る

             切りすぎこけて 頭まで切る」

げえ       「げえげろを お好み焼きと ゆうど馬鹿

             見ると必ず ゆってけつかる

 (ゲロを見つけると「お好み焼きだあ」と言うアホがいる。見たら絶対そう言うもんだから厭になっちゃう。*本人は洒落のつもりだが悪趣味でしかない。)

こどんでる    「こどんでる 下の方にぞ こどんでる

ごっつを     「ごっつをと 思って喰ったら サンプル品

             ぺっぺでちゃいして 元戻すガキ」

さっつける    「さっつけて 身支度けっこく どこいくだ 

             在所寄るにゃあ ど派手なお顔」

 (人に押し付けて自分は身奇麗にしてどこに行くんだ。実家に行くにしては化粧が濃いぞ。*「さっつける」は私実際使わない表現なので自信がない。あと何を押し付けてるのか説明がないのが痛いとこ。) 

さしゃへんにい 「さしゃへんにい 勝ち逃げなんか 絶対に

             言われてみたいな 雀荘とかでえ」

ざいしょ      「ざいしょにも たまにゃあ寄らんと かんだけが

             みやげやなんやら きぜわしないらあ」

  (実家にたまには帰省しないといけないんだけどおみやげやら色々と気を使うめんどくさいことが多いからさ。なかなかね。) 

しいらんやあ  「 しいらんやあ あんたなんかの 忘れ物

しゃびしゃび    「しゃびしゃびの ソースに合うは ハムカツか

             串カツなんかも 捨てがたいだよ」

じゅるい     「 じゅるい道 雨だあだあの 田んぼ道

             くろによけても すそぬれ放題」

 (ぬかるんだ道。どしゃぶりの雨の田んぼ道。端に避けても裾がびしょびしょ。*味噌は放題のアクセント。「ほうだい」じゃなくてほーだあい」で「あ」を強く。遠州弁じゃないけど。そうすると「ほうだわい」と掛けて聞こえるかなと。)

すけはいる   「すけはいる 後で絶対 恩きさる

             頼んじゃいんだに これで貸しいちな」

 (応援が入る。後で絶対に恩きせられるんだろうな。頼んでないんだけど「これで貸しいちな」って。)

ずっこい     「ずっこいらあ 合図の前の フライング

             そうでなくとも よそ見さしたり」 

せんひき     「せんひきで 線を引いても えがんでる

                 どうせりゃまっつぐ 引けれるだかや」

 (定規使って線を引いても歪んでる。どうすれば真っ直ぐ引けれるんだろ。)

ぜにかね     「ぜにかねで 事が済むよな もんじゃない

             あんたなにせい しいきただあよ」  

そらつかう     「そらつかう 粗相の後の うちの猫

             可愛い顔して ないことにせん」

ぞんぐり      「ぞんぐりと しちゃうくらいの 寝起き顔

             ばんげしまには がんこ見違え」

 (思わずぞっとしちゃうくらいの寝起き顔。これが夕方頃には凄い見違えた顔になるんだよなあ。不思議。)

ため         「ためと知り いきなしなめた 物言いに

              まとまる話しも これにておじゃん」

 (同年代と知って急に態度がぞんざいになってまとまる話しも台無しに。)

だらあ        「だらあなあ ほれみいやっぱ そうじゃんか

             どっかで見たと 思ったわいなあ」

ちみくる      「ちみくった 加減を知らず 血い死んだ

             あかちん塗っても 沁みやせんじゃん

ぢべた       「ぢべたにも 蟻んこらしょと いごいてる

つるくる      「つるくいて 干いときゃなんとか 乾くらあ

              ちゃっとやらんと 臭くなるだで

づら         「づらと言う 今じゃそんなの おりゃせんにい

              今はだらだに 普通だもんでえ」   

てんこちょ     「てんこちょを 目指すといっても 高くなく

              野望というより 野暮用済ます?

 (頂上目指すと言っても「てんこちょ」じゃあなあ。なんか野望達成目指すというよりも野暮用済ませる程度の感じだよ。)

でなによを    「でなによを なにをやらすだぁ 今時分

              夜も更けたで 明日にせすかや」

 (それで何?何をしたいんだこんな時間に。夜も更けてるんだから明日にしようよ。)

とんじゃかない   「とんじゃかない 後先知らんわ かまわすかあ

とんでった     「 とんでった 上にじゃなくて 水平に

              そんなに急いで どこいくだいね

                           「とんでった そんな急いで どこいくだあ

              のんびりこんと いかまいかやあ」

どひどいらあ   「どひどいらあ おめえ特上 自分並

              たまには食わしょ 贅沢さしょうや」 

なまかあ      「なまかあは なんしょかんしょで やりゃしなし

              いきなししなし あとでもしなし」

 (なまけもの言い訳言ってやりゃしない。いきなりしなけりゃ後でもしない。*しなしの3連発が味噌のつもり。)

なんしょ       「なんしょやあ 人の話は 聞くもんだ

              聞かんとあとで 後悔するにい」

にしゃにしゃ     「にしゃにしゃと しとるとぶっさぐ られちゃうにい

              ちゃっとやらんと どんじかられるで」

ぬしゃあ        「ぬしゃあやあ どっからここに 来た人よを

ねぐさる        「ねぐさるで 水はくれん 方がいい

のえ           「そうだのえ おっしゃるとおりだ そうでえの

              だけえが頼む 聞き返さんで」

はぜつ        「はぜつさす 風船尻に 置けりゃせん

              びびりここまで 極まれりってか」 

ばかっつら     「ばかっつら ふんだだこたあ あらすかや

              ふかしこくのも ええ加減にせろや」 

ぱあぷう       「ぱあぷうか なんで迷うだ この道で

              まっつぐ進みゃあ 済むこんじゃんかあ

ひづるしい;     「ひづるしい 夏の日差しは 肌おやす

びけ          「びけこいて ちゃっと帰りゃあ 定休日

ぴんぴん       「ぴんぴんで 今日も元気に 病院へ

              老人会の 集会所かな」      

ふかしこく       「ふかしこく 早起きせるにと  おおそうけ

              でけるもんなら 起きてみさらせ」

ぶしょい        「ぶしょいだで 恒に三歩の 距離を置く

ぷんすか        「ぷんすかと なんかしらんが ぶすくれる

              あだけまくりで はすとんがらす」

へこきむし     「へこきむし ところかまわず への河童

              喰うてる先から 実だかガスだか」 

べんべえ      「べんべえを 気張った今日のは 勝負服

ぺったん       「ぺったんを 戦闘重視と 蝋で塗り

              油ひたすも 腕へたれなば」

 (メンコをさ、強化しようとロウを塗ったりミシン油につけてみたりして知恵絞ったんだけど。肝心の腕の方がね。)

ほれみっせー    「ほれみっせー 人のゆうこた 聞くもんだ

              黙っちゃおれんで いわしてもらうが」

 (それみたことか人の話し聞かないからだろうに。黙ってられないから言わせてもらうけど。*後の祭り的先そんなら言えよという気になる日和見主義の人間が放つ常套句。)

ぼっこい        「ぼっこいの 見た目だけだで とんじゃかない

              こんでええだで 気にしんといて

ぽんぽん      「ぽんぽんに 乗ってはみたが 足つかん              

まるさら        「 まるさらと 頼んで来たは 丸い皿

みなきし       「みなきしに こらしょと持って どこ行かす

むっすー        「 むっすーに 舎っ弟こんぞう すねかじる

              わしはじ~じの すねかじらすわ」

めんめえ       「 めんめえで 大魚が釣れりゃあ 世話いらぬ

              誤解招かず ゴカイで招け」

もちっこ       「もちっこと きんのうゆうたに はあ失くす

              つぅらいやあとか 言われかねんで

 (おそろいだよと昨日言ったのにもう失くしてしまった。知られたら悲しいとか言われそうで。)

やっきり       「やっきりと こいたあげくの 勘違い

              けむんまいても いづようないに」

 (あだけたあげくに勘違いと気づく。上手く誤魔化しても肩身が狭い。)

やたらくしゃ     「やたらくしゃ 買やあ金ん 貯まらすか

              なにょう根拠に 溜め息こかす」

ゆうちんちん     「ゆうちんちん 熱くて入れた もんじゃない

               頼むでちゃっと うめてくんさい」

よせる         「よせとくりょ 干しもんちゃっと 雨来たで

               ふんでえたたみゃあ より善い人だぁ

 (雨が降って来たから洗濯物仕舞ってよ。仕舞いついでにたたんでくれたらもっといいのになあ。)

よをゆうわ       「よをゆうわ どの面さげて ものゆうよを

               あつかましいにも ほどがあるらあ」

らんごかねえ     「らんごかねえ 人が寄れえせん わしの部屋

               整理せるにも どこ手えつけす

りんという       「りんと言う おんしゃあ湖西か 豊橋か

               通じはせるだが なんか変だに

れーす        「 レースの日 ぽんぽん飛ぶ飛ぶ 予想飛ぶ

               艇水しぶき 舟券渋き」

ろ            「ろうらろと 言われてどうだろ 蝋だろか

              どっちんこいてる? どうなんしゃろね

 (「ろうらろ」?「どうだろ」なのか「蝋だろ」なのか一体どっちの意味で言ってるんだろうね。*苦し紛れの語呂遊び。)

わし         「わしわしと 和紙に噛み付く わしの犬

              やめよをゆうても 聞きゃあせんだよ」

 (ガブガブと和紙に噛み付くうちの犬。やめなさいって言っても全然聞かないんだよ。)

をた         「をたこくな どこぞの理屈で えらそゆう

              みなして分かる 物言いにせよ

 (屁理屈を言うな。どういう根拠で偉そうに言うのだ。誰でも分かる事を言え。)

んとこしょ      「んとこしょ みなで持たすと 声上げる

                ゆってる割りには いごきゃせんくて

 (よいしょっと皆で持ち上げようと掛け声上げる。威勢の割には動いてないけど。)

しかし全体的にみるとぶっきらぼうだなあ。それにどうにも上手くつながらんものもある。

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遠州弁かるた 思案5 一考

 かるたというくらいだから札にしなくちゃいけない。絵をどうしよう。凧の絵柄でも拝借つかまつっちゃおうかしらむ。でも道楽であって商売にする訳じゃないけど勝手に使う訳にもいかないよなあ。まいいかあそん時考えりゃ。それよかまず先に句を作らんと。

でもなあ、方向性(対象者)も絞らないといけないんだろうな。考えられるのは

方言知らない人へのプレゼン(判り易いと言う条件)名称は「やらまいかるた」とか

遠方に散らばる元遠州人の懐古の喚起(基本という条件)「はま~つかるた」とか

地元衆にしか通ぜんマニアックな内輪ネタ(制約なしという条件)名称は「だあだあかるた」とか

まあそんな獲らぬ狸な事考える前にまず言葉全部とりあえず埋めよう。それから考えればいいことだあれ。でも「いろは」になるのは下の句(取り札)でないと意味ないけど今やってるの上の句(読み札)が「いろは」で始まるもの作ってるお馬鹿なことしてるからなあ。まあ始めは五・七・五で読み札と取り札同じのつもりだったけど調子こいて七・七までやらすかと思ったもんでね。もっともかるたに五・七・五調にしなくちゃいけない決まりなんかないんだけど。最初っから完成品目指してもねということで練習でえのまずは作り方の。という風に自分に優しいエコな解釈しまい。エゴとも読めるけど。

とりあえず他のお国言葉のかるたってのをネットで調べてみたけど遠州弁って五・七・五とかにしやすい言葉なんだなあと思えてきた。他のお国言葉かるただと字あまりが見られるけど自分で作ってる限りじゃスパスパはまるもんな。遠州弁ってもしかして地方的に独自に発展した言葉とかじゃなくて古い日本語がそのまま残ってる部分が多いのかしらむとちと思えてきてしまう。

で、ネットで見た限りだとこの近くだと名古屋・山梨があるそうな。もっと近くで浅羽で作られてるらしい。小学校の教材かなにかで使われてるみたい。ちらっと見た限りだとなに言ってるのか言葉が分からん。一応浅羽も遠州のエリアなんだけどものの見事に違うもんだと。でもこういった正統派なんぞ学識者さんとかの協力で作られるものが殆どだろうから、自分は素人らしくひたすら下衆でおちゃらけに走ろうかな。自分みたいに個人的にお遊びで作ってるのは意外とないもので殆どが商品だった。探し方が悪いのかな。

そもそも基本が分かっていないんだし判り易くなんてどだい無理だから、出来そうだとしたらおもしろければそれでいいじゃんってことしか出来ない。ただ受け狙っても世代的にも人間的にもずれてるからなあ感じが。つうか「れ」と「る」がひねりだせんくて往生しとってそれどころじゃねえわな。ここまできたら無意味な意地で必ず冒頭に持ってきたい。

そうそう、ゆうときますけど私の遠州弁は主に浜松旧市内の遠州弁が基礎ですけんど。あくまで基礎であってバリエーションは仕事するようになってから増えましたんで正当な旧市内の遠州弁というつもりは微塵もございません。掛川の「だけえが」とか「ぞんぐり」や湖西方面の「りん」とか使ってない耳かじりの言葉も使ってますんで正しい使い方じゃないこともあるでしょうし。あくまで言葉遊びです。

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遠州弁かるた 思案4 とりあえず埋めすかや

2009/03/14 とにかく埋める。方向性は頭になし。

あたまやる   あたまやり 行きないぶしょく 伸びてるにい

             そんなじゃなにかと 好かれんだにい

あたまきる   頭切る それが仕事の 床屋さん

             耳は切らずに 髪を切るなり

いづようない  いづよぅない いまいちここは 浮きまくり

             お先にご無礼 かましちゃうかな

いいじゃんか  いいじゃんか なんしょとにかく やらまいか

             なんとかなるだで のうやらざあや

うわっかあ    うわっかあ 下の方だと したっかあ

             ひっくりかえしゃあ うらっかあだわ

えがんでる   えがんでる 家計簿つけてく その顔は

えごえごで    えごえごで 歩くたんびに 床軋む

          えごえごで えらいやごくて 床軋む

             あぶなっかしいだで 物置けれやせん

おぼわらん   おぼわらん いちいち人の 名前まで

             やあにおんしゃじゃ かんだかいやあ

かっさらい    かっさらい 物はさらわず 草を刈る

             鎌というじゃあ おそがくなるら

がとうでえ    がとうでえ なんでわしがと ぶーたれる

             こいたところで どうもならんが

きっちし    きっちしと 今日は下ろすに 競艇貯金

             パチンコオートも 下ろしたいけが

ぎちぎち     ぎちぎちに 詰めたところで 腹はみで

ぎゃーつく    ぎゃーつくと ほざいてみたって 駄目だでねえ

             道理んへっこむ 訳ゃあないだで    

くさるけに    くさるけに あるでこらしょと 持ってって

ぐでぐで     ぐでぐでと 同じ話しを せるじゃない

              いつまでぐちぐち ひゃあひゃあゆうだあ

けなるい     けなるいで 今日はちゃっとに 帰るだよ

けったーで  けったーで ちゃっと飛んでく 風を切る

             切りすぎこけて 頭まで切る

げえ       げえげろを お好み焼きと ゆうど馬鹿

             見ると必ず いってけつかる

こどんでる    こどんでる 下の方にぞ こどんでる

ごっつを     ごっつをと 思って喰ったら サンプル品

             ぺっぺでちゃいして 元戻すガキ

さしゃへんにい さしゃへんにい 勝ち逃げなんか 絶対に

              言われてみたいな 雀荘とかでえ

ざいしょ      ざいしょにも たまにゃあ寄らんと かんだけが

しいらんやあ   しいらんやあ あんたなんかの 忘れ物

しゃびしゃび   しゃびしゃびの ソースに合うは ハムカツか

             串カツなんかも 捨てがたいかも

じゅるい      じゅるい道 雨だあだあの 田んぼ道

すけはいる   すけはいる 後で絶対 恩きさる

             頼んじゃいんだに 

ずっこい     ずっこいらあ 合図の前の フライング

             そうでなくとも よそ見さしたり 

せんひき     せんひきで 線を引いても えがんでる

            どうせりゃまっつぐ 引けれるだかや

ぜにかね     ぜにかねで 事が済むよな もんじゃない

             あんたなにせい しいきただよを  

そらつかう    そらつかう しったかぶりの とぼけ方

             しいらんやあとか そうだっけかあとか

ぞんぐり    ぞんぐりと しちゃうくらいの 寝起き顔

             ばんげしまには がんこ見違え

ため       ためと知り いきなしなめた 物言いに

              まとまる話しも これにておじゃん

だらあ      だらあなあ ほれみいやっぱ そうじゃんか

             どっかで見たと 思ったわいなあ

ちみくる      ちみくった 加減を知らず 血い死んだ

ぢべた       ぢべたにも 蟻んこらしょと いごいてる

つるくる      つるくいて 干いときゃなんとか 乾くらあ

              ちゃっとやらんと かび臭くなるだで

づら         づらと言う 今じゃそんなの おりゃせんにい

              今はだらだに 当たり前だでえ   

てんこちょ     てんこちょを 目指すといっても 高くなく

              野望というより 野暮用済ます?

でなによを    でなによを なにをやらすだぁ 今時分

              夜も更けたで 明日にせすかや

とんじゃかない とんじゃかない 後先知らんわ かまわすかあ

とんでった    とんでった 上にじゃなくて 水平に

              そんなに急いで どこいくだいね

どひどいらあ   どひどいらあ おめえ特上 自分並

              たまには食わしょ 贅沢さしょうや 

なんしょ       なんしょやあ 人の話は 聞くもんだ

              聞かんとあとで 後悔するにい

にしゃにしゃ    にしゃにしゃと しとるとぶっさぐ られちゃうにい

              ちゃっとやらんと どんじかられるにい

ぬしゃあ      ぬしゃあやあ どっからここに 来た人よを

ねぐさる      ねぐさるで 水はくれん 方がいい

のえ         そうだのえ おっしゃるとおりだ そうでえの

はぜつ       はぜつさす 風船尻に 置けりゃせん

              びびりここまで 極まれりってか 

ばかっつら    ばかっつら ふんだだこたあ あらすかや

              をたをこくのも ええ加減にせいや 

ぱあぷう      ぱあぷうか なんで迷うだ この道で

              まっつぐ進みゃあ 済むこんじゃんかあ

ひづるしい;    ひづるしい 夏の日差しは 肌おやす

びけ         びけこいて ちゃっと帰りゃあ 定休日

ぴんぴん      ぴんぴんで 今日も元気に 病院へ      

ふかしこく     ふかしこく 早起きせるにと  おおそうけ

              でけるもんなら 起きてみさらせ

ぶしょい      ぶしょいだで 恒に三歩の 距離を置く

ぷんすか     ぷんすかと なんかしらんが ぶすくれる

              あだけまくりで はすとんがらす

へこきむし     へこきむし ところかまわず への河童

べんべえ     べんべえを 気張った今日のは 勝負服

ぺったん     ぺったんを 戦闘重視と 蝋で塗り

              油ひたすも 腕へたれなば

ほれみっせー   ほれみっせー 人のゆうこた 聞くもんだ

              黙っちゃおれんで いわしてもらうが

ぼっこい      ぼっこいの 見た目だけだで とんじゃかない

              こんでええだで 気にしんといて

ぽんぽん     ぽんぽんに 乗ってはみたが 足つかん              

まるさら        まるさらと 頼んで来たは 丸い皿

みなきし       みなきしに こらしょと持って どこ行かす

むっすー        むっすーに 舎っ弟こんぞう すねかじる

              わしはじ~じの すねかじらすわ

めんめえ     めんめえで 大魚が釣れりゃあ 世話いらぬ

              誤解招かず ゴカイで招く

もちっこ       もちっこと きんのうゆうたに はあ失くす

              つぅらいやあとか 言われかねんで

やっきり       やっきりと こいたあげくの 勘違い

              けむんまいても いづようないに

やたらくしゃ     やたらくしゃ 買やあ金ん 貯まらすか

              なにょう根拠に 溜め息こかす

ゆうちんちん     ゆうちんちん 熱くて入れた もんじゃない

              頼むでちゃっと うめてくんさい

よせる        よせとくりょ 干しもんちゃっと 雨来たで

              ついでにたたんで くれりゃ善い人

よをゆうわ     よをゆうわ どの面さげて なにょうこく

              あつかましいにも ほどがあるだに

らんごかねえ    らんごかねえ 人が寄れえせん わしの部屋

              一体全体 なんならやあだあ

りんという      りんと言う おんしゃあ湖西か 豊橋か

              通じはせるだが なんか変だら

れーす       レースの日 ぽんぽん飛ぶ飛ぶ 予想飛ぶ

              艇水しぶき 券渋きして

ろ          ろうらろと 言われてどうだろ 蝋だろか

              どっちんこいてる? どうなんしゃろうね

わし         わしわしと 和紙に噛み付く わしの犬

              やめよをゆうても 聞きゃあせんだよ

をた         をたこくな どこぞの理屈で えらそゆう

              みなして分かる 物言いにせろ

んとこしょ      んとこしょ みなで持たすと 声上げる

               ゆってる割りには いごきゃせんくて

しかし全体的にみるとぶっきらぼうだなあ。それにどうにも上手くつながらんものもある。

「せんひき」の上の句「なんでだやあ 線がいまいち えがんでる」で下の句「せんひき使って こうだもんやあ」

             「せんひきで 線を引いても えがんでる」で下の句「ドリフじゃないけど だめだこりゃあ」

「ぴんぴん」の上の句「じじばばの 愉しい会話を せすために」で下の句「ぴんぴんまめで 医者ゆかすかや」

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